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意識と無意識を切り替えるスイッチ | 錐体外路系の使い方

作成者: ELEMENT編集部|Oct 19, 2022 10:00:00 PM

「意識」と「無意識」の関係を身体で掴む

*七澤賢治講話集2「鎮魂」62ページより抜粋引用

 

神の情報というものの捉え方として、
錐体路系と錐体外路系という
運動中枢系の働きと呼応して、
情報を感知するという捉え方があります。

 

錐体路系は、
随意運動を支配する神経の主要経路であり、
随意運動を意識的に調節する働きをします。

 

一方、錐体外路系は、
無意識的というか
条件反射的な運動系の働きですね。

 

現代人は、錐体外路系をあまり使わないで、
錐体路系の言語脳中心の、
左脳の働きによる論理的な学びを優先して、
意識的に生きているわけです。

 

そういうなかで唯一、
芸術とか体育とかでは、無意識の働きというか、
錐体外路系の働きを使ってやることがあります。

 

(七澤賢治講話集2「鎮魂」62ページより抜粋引用)

古来、主に宗教的文脈でとらえられてきた概念に現代の最先端科学を接続させ、現代に生きる私たちにこそ活かされるべき実践の知として蘇らせた著者、七澤賢治氏が、「鎮魂」の現代的意義を求めて、新たな探求の旅をめぐります。

 

著者紹介

七澤賢治

1947年山梨県甲府市に生まれ。1978年大正大学大学院文学研究科博士課程修了(宗教学)。2010年白川伯王家伝の継承者として「一般社団法人白川学館」を創設。著書に『龍宮の乙姫と浦島太郎』(小笠原孝次氏との共著 和器出版 2017年)など多数。

「無意識の働き」を目覚めさせる方法

七澤賢治の言葉はいかがでしたでしょうか?

 

芸術作品が生まれる瞬間や
スポーツ選手などが見せる
人間離れした技には

錐体外路系という「無意識の働き」
カギになるということですね。

 

しかし、それは
ある一部の人がもつ特殊な能力ではありません。

 

錐体外路系という
「無意識の働き」を目覚めさせる方法は、
さまざまな武術や
鍛錬方法として伝えられてきています。

けれども、それらは、
一般的には常軌を逸した過酷な訓練が必要だったり

さまざまな修行を終えた者のみに与えられる
「奥義」として広くは公開されていないものだったりします。

 

しかし、現代は
論理や科学、そして経済合理性といった
“左脳偏重”によってもたらされた
大きな歪に直面しています。

 

そんな時代だからこそ、
誰でも「無意識のはたらき」という
広大で自由自在な力の源に
アクセスできることが求められてくるのです。

 

でも、無意識のはらたきにアクセスする
「誰でもできる」方法なんてあるのでしょうか?

 

実は、ここにあるのです!
詳しくは下記の記事をご確認ください。

 

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