こんにちは、小野寺潤です。
先日の神無月の月次祭の中で、
出雲のお話と、大和というか、
天孫族のお話をしました。
そこで天孫族と出雲族の統合が重要である
というお話をしたかと思います。
これは別にこの二つではなく、
これからあらゆるものの統合が求められる、
ということを言っているわけです。
では、なぜ統合が必要かといいますと、
反転する力は、統合から生まれる
ということなんですね。
皆さんもイメージしてもらいたいんですけども、
反転するというのはどういうことか、
今一度良く考えていただきたいんですね。
これは単純に説明すると、
答えを言うような話になってしまうんですが、
必ずゼロを経由するんですね。
つまりある状態から、ある状態に変わる時は、
一回ゼロを経由して変わるというルールというか
当たり前のことがあるんですよね。
ですから、一般的には皆さん、
何とか状況を反転させたいと思ったり、
自分の思考を直線的にどんどん先へ先へ進めて、
どこかで反転するんじゃないか、
と思っているでしょうけれども、
それは依然としてゼロではない世界ですので、
反転は起きないんですよね。
では、反転をどのように起こすかというと、
実はこの反転を起こす技が、
統合ということなんですね。
この統合によって、
ゼロの状態をつくることができると。
すなわちそれが反転に導いてくれる
ということになるわけです。
それを私たちは普段、
どういった所作でやっているかといいますと、
それが鎮魂作法ですね。
荒魂、和魂とこう手を回していって、
そこから精魂で反転させますけども、
精魂というのは統合の魂だと言われますが、
統合すると、物事はゼロになるんですね。
なぜかというと、
もともとこれは、日本の神話にありますように、
０（ゼロ）の高天原から、
天之御中主の１が生まれ、
そこからどんどん分割していくわけですよね。
分割を逆の方向に統合すれば、
必ず１になり０になる
というルールがあるんですね。
ですから、統合ということなしに、
反転ということはありえないですけども、
一般的には、自分がこれまでとは
違うことをやると、
なんか反転した気になるんですよね。
ただ、それはかなり疑似的な反転であって、
本来的な反転というのは、
統合によるゼロ化によって、
もたらされるものなんですね。
このあたりは今後、
Phoenix（フェニックス）というプロジェクトで
詳しく説明していきます。
冒頭で神無月ということで、
出雲と天孫族との対比をしましたけども、
結局これからやっていくことは、
そういった歴史の統合であり、
また地球全体の民族の統合ということが、
私たちに求められているということです。
この全体が出来ると、地球全体がゼロ化して、
また新しい文明に反転するわけなんですね。
一見難しいかもしれませんが、
古事記の教えから紐解いていきますと、
もうそれしか道がない
ということは分かっておりまして、
これをいかに、世界に伝えるかが
私たちの使命になってくるわけですね。
ですから、皆さんもその辺りをよくよく理解の上
しっかりご自身を統合されて、ゼロ化し、
新しい文明、また会社も
どんどん変わっていきますので、
そういった状態に対応できるように
していただければと思います。
いかがでしたか？
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