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宇宙の記憶とつながる生命の絶対法則 | とほかみえみため〜神につながる究極のことだま〜 (その8)

作成者: ELEMENT編集部|Mar 3, 2022 8:51:32 AM

先祖を大切にしない民族

かつての日本人は、
もっとご先祖を大事にしていたように思います。

もちろんそれは、
両親を大切にすることだけでなく、
子供を大切にすることにもつながります。

けれども、いつの間にか
大家族というスタイルが崩壊し、
核家族化が進み、

やがて自分さえよければいい
という風潮が強くなってきました。

以前、スタンフォード大学の学生に
日本の文化について
講義させていただいたことがあります。

その時に学生たちと接触してみて、
今の日本と同じように、

彼らには先祖を大事にする
という慣習があまりないことがわかりました。

おそらく日本の場合、
欧米の文化が入ってきたことで、

先祖を大事にするという
日本古来の文化や考え方が消えてしまったのでしょう。

もちろん、
完全になくなったわけではありませんが、
形だけかろうじて残っているような印象です。

無数の先祖とあらゆる宇宙の記憶

前回の記事で「わたしとは誰か」
という質問を投げかけましたが、

その答えは聞いてみると、
たいして難しいものではなかったとわかるはずです。

つまり、
「わたしは先祖からできている」ということでした。

私たちは例外なく両親から生まれますが、
その両親もまた、それぞれの両親から生まれています。

このことに疑いの余地はなく、
いわば生命の絶対法則がそうだということになります。

生命の絶対法則とは
すなわち宇宙の法則でもあり、

原子ですらプラスの原子核と
マイナスの電子でできており、
それぞれを両親と呼べなくもありません。

そうしたなかで私たちは生まれ、
また子孫を残していきます。

そして、子孫たちも同様に
そのまた子孫を残します。

こうした絶対的な法則のなかに
私たちは存在するわけですが、

それを一個人にスポットを当ててみると、
面白いことがわかります。

それは、一人の「わたし」の中には、
驚くほどたくさんの
先祖の血が流れているということです。

それをDNAといってもいいでしょう。

ちなみに、
一人の先祖を1代遡ると両親の2名、

2代遡ると6名、3代で11名、
4代で計30名の先祖がいることになります。

それが10代だと2046人、
30代遡るとその数は何と10億人を超えます。

そうした先祖を極限まで遡ってみますと、
8億年前の原始生命体を飛び越えて、

137億年前の
宇宙の起源にまで辿り着くことができます。

つまり、私たち一人一人のDNAには、
無数の先祖とあらゆる宇宙の記憶が
ストックされているということになるのです。

次回に続く

 

とほかみえみため〜神につながる究極のことだま〜
著者 : 大野靖志(本名 : 小野寺潤)

宮城県生まれ。早稲田大学商学部卒。
ユダヤ教をはじめ世界各国の宗教と民間伝承を研究後、白川神道、言霊布斗麻邇の行を通じ、新たな世界観に目覚める。

現在は、多彩な執筆活動と並行して、一般社団法人白川学館理事、ラボラトリオ株式会社代表取締役、neten株式会社顧問を務め、日本と米国に意識変容のためのデジタル技術を普及すべく、東京と山梨を拠点に、さまざまなプロジェクトに力を入れている。

大野靖志(おおの・やすし)として著書『成功の秘密にアクセスできるギャラクシー・コード』『あなたの人生に奇跡をもたらす 和の成功法則』『願いをかなえるお清めCDブック』(サンマーク出版)、『とほかみえみため~神につながる究極のことだま~』『「とほかみえみため」はなぜ奇跡を起こすのか?』(和器出版)などがある。

 

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