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なぜ「引き寄せの法則」をやめた途端、願いが叶うのか | 書籍「和の成功法則」(その7)

作成者: ELEMENT編集部|Jul 15, 2021 6:00:00 AM

すぐに叶えたければ、「引き寄せの法則」はやめなさい

4次元の世界で
なんとか願いをかなえようとすると、
かなり努力しなければなりません。

たとえば、昨今ブームになった
「引き寄せの法則」も、
願望実現のための優秀なツールではあります。

私もかつて
「引き寄せの法則」を使った経験から
効果があることはわかりますし、

その可能性を
否定するわけではありません。

ただ同時に、
その「弱点」もわかるのです。

それは、ある程度の期間は
目標にフォーカスして取り組まなければ、

結果は出にくいということです。

なぜかというと、
「引き寄せよう」と努力すると、
力みや執着が生まれてしまうからです。

その結果、
5次元にアクセスできないばかりか、
現実はそのエネルギーを反映してしまう。

だから時間がかかるし、
いつまでも状況が変わらない場合もあります。

しかし「引き寄せたい」という
感情すら祓って言霊を発信すれば、
もっと簡単に目の前の現実がガラッと変わります。

「引き寄せの法則」と「和の成功法則」の違いとは?

引き寄せの法則と、
「和の成功法則」の違いを端的に表してみましょう。

たとえば、先ほどお話ししたように、
職場に新しい人材が欲しいと思ったとします。

引き寄せの法則では、

「こんな人に会いたい」「こんな情報が欲しい」と

イメージしていると、

ある程度の時間をおいて

「Aさんという人がいるから、会ってみない」

と人を介して紹介され、
希望の人材や情報が引き寄せられます。

 

一方、祓って言霊を発信すれば、

「ちょうどあなたのような人を探していた」

という人材であるAさん本人から、
突然電話やメールが入ります。

 

そう、スピードが違うのです。

 

批判を怖れず、正直に言います。

引き寄せの法則にとらわれる
自分を祓ったほうが、
よほど早く簡単に願いはかなうでしょう。

 

また、引き寄せの法則には、
ある危険がともないます

 

ひとつは、

「いいことを引き寄せたいから」と、

ネガティブな感情に
フタをしてしまう場合があることです。

そうすると、表面だけ笑顔を作ったり、
むりやりポジティブになろうとふるまったりして、
自分で自分を苦しめることになってしまいます。

もうひとつは、
目標設定と同時に、

 

「目標がかなわないのではないか」

「引き寄せられないのではないか」

 

という意識が働いてしまうことです。

この意識が生まれない人は
ほとんどいないといっていいでしょう。

同時に2つの意識が生まれると、
ブレーキとアクセルを
一緒に踏んだ状態になってしまい、

一生懸命努力しているのに
かなわないという事態に陥ります。

だから、4次元で引き寄せようとするのはやめて、
5次元を利用すればいいのです。

(次回に続く)

 

あなたの人生に奇跡をもたらす 和の成功法則

著者 : 大野靖志(本名 : 小野寺潤)

宮城県生まれ。早稲田大学商学部卒。
ユダヤ教をはじめ世界各国の宗教と民間伝承を研究後、白川神道、
言霊布斗麻邇の行を通じ、新たな世界観に目覚める。

現在は、多彩な執筆活動と並行して、一般社団法人白川学館理事、
ラボラトリオ株式会社代表取締役、neten株式会社顧問を務め、
日本と米国に意識変容のためのデジタル技術を普及すべく、
東京と山梨を拠点に、さまざまなプロジェクトに力を入れている。

大野靖志(おおの・やすし)として著書『成功の秘密にアクセスできるギャラクシー・コード』
『あなたの人生に奇跡をもたらす 和の成功法則』
『願いをかなえるお清めCDブック』(サンマーク出版)、
『とほかみえみため~神につながる究極のことだま~』(和器出版)などがある。