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密教と白川神道。1200年の時空を超えた未来への道

作成者: ELEMENT編集部|Sep 27, 2021 6:00:00 AM

言葉の力。「マントラ(真言)」とは?

真言密教には、他の宗派にはない
いくつかの特徴があります。

その一つは、前回お伝えしたマンダラ

そして何と言っても、
宗派の名称そのままに、マントラ(真言)です。


言葉の持つ力を洞察し
生かす知恵については、
世界各地で古くから多くの事例があります。

近年では、量子論的な視点も含めて
思考や意識が現実を創る、という
様々なメソッドやノウハウがありますが、
思考や意識を構成するのも、実は言葉なのです。

言霊の叡智と真言の悟り

データム・グループが長年研究し
体系化・実用化した言霊の智慧
客観的に見ても世界の最高峰に位置するもので、

それはある意味で、空海の時代には
一代では成し得なかった事績の完結、と言ってよいかと思います。


であるなら大事なのは、
それを世のため、人のために、
どう役立てられるのか?

日常生活で、仕事で、
人間関係や経済や健康の問題で、
誰かの、何かの助けになり得るのか?

具体的にその意義を考えれば、そういうことになります。


この点も真言密教はユニークでして、
真言の悟りの知恵をもって、
それが衆生・実社会の利益となるよう、
生涯かけて実践し続けるべし、という実践行を重視しています。

密教では「大欲」という言葉で象徴されますが、
言葉を変えるなら、
それは私利私欲ではなく公利公欲に尽くすべし、ということなのでしょう。

公の意志やあり方を整える方法

さてそうなると、
真言にせよ、あるいは言霊にせよ

自分の中で、どの階層から
意志や願いを発するか、という
問題が、大きく関わってきます。


大きく分けるなら、
利己的な、自我の意志から発するのか

あるいは、私を超えて
公の意志から発するのか。

当然ながら後者、ということになりますが、
では、どうやってそういう自分のあり方を整えるか
という、これもまた大きなテーマに直面します。


これについても密教には
密教独自の行法が様々にあるようですが、

白川においては、祓い・鎮魂という
叡智に集約されると思います。

祓い・鎮魂・言霊の叡智に触れ
それを深めながら実践することは、
公への意志やあり方を整えるにとどまらず、

身近な家族の人間関係
職場でのコミュニケーションの問題、
仕事や経営上の問題が好転するといった

現実創造の働きにもつながり、
それらの体験談は、枚挙にいとまがありません。

日本から開かれる未来への道

また、白川の究極の言霊とも言える
「とほかみえみため」を唱えただけで

自分に望ましい現実創造が加速するという
限りなくシンプルな実践の体験事例にも、
如実に現れています。

そして、データム・グループが
開発したロゴストロン技術による
デジタル時代の言霊発信のデバイスは、

ある意味で、日本国への本格的な
密教伝来以降、1200年の時を超えて、
空海の意志を未来へ繋ぐものとも言えるでしょう。


密教と白川、
それぞれの特徴はありながらも、

その時代を生きる人々のため、
そして未来、後世を生きる人々のためを想い

意志が継承され続けてきたことは、
同じだと思います。

今、その異なる系統の叡智が
響き合いながら、日本から
新たな未来への道を開こうとしている。

そのように感じ取りながら、
その道の上に自分のこれからの人生の歩みを
結び合わせてみることは、
きっと人生の大きな力になると思います。

 

いかがでしたでしょうか?

全3回に渡って密教の特徴と
古神道の叡智の活かし方の本質についてお伝えしてきました。

まだお読みでない方はぜひ下記リンクからご確認ください。

第1回目「密教ってなに?空海の学びと2つの特徴

第2回目「空海の真言と日本語五十音に秘められた力

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