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日本語に隠された五十神のパワーを引き出す方法とは?

作成者: ELEMENT編集部|May 24, 2023 10:00:00 PM

五十音の一音一音すべてが神

*七澤賢治講話集1「祓い」115ページより抜粋引用

 

古事記を読み解いていきますと、
一音一音が神を表しているわけですね。

 

五十神、そして
五十音の一音一音すべてが神だ、
ということで暗号だったということが分かったのですね。

 

一音一音で神の世界に入るということ、
それは「とほかみえみため」の
「と」という一音で神と一如するということなのです。

 

もちろん、それが呼吸というか、
「あ」から「ん」まで、
五十音全体は分かるということが、

阿吽(あうん)の呼吸

ということになるのですけれども、
最初からそこまでいきません。

 

お祓いをあげているとき、
何か分かった、ということが必ずあるわけですね。



(七澤賢治講話集1「祓い」108ページより抜粋引用)

●古来、主に宗教的文脈でとらえられてきた「祓い」の力とはいったい何なのか?

●白川神道の継承者でもある著者が「祓い」の現代的意義を根源から問い直す。

 

著者紹介

七澤賢治

1947年山梨県甲府市に生まれ。1978年大正大学大学院文学研究科博士課程修了(宗教学)。2010年白川伯王家伝の継承者として「一般社団法人白川学館」を創設。著書に『龍宮の乙姫と浦島太郎』(小笠原孝次氏との共著 和器出版 2017年)など多数。

日本語に秘められた力を解き放つには?

七澤賢治の言葉はいかがでしたでしょうか?

 

さらっと凄いことが書いてありましたね。

 

「あ」から「ん」まで、
五十音全体が分かるということが、
阿吽(あうん)の呼吸

 

普段なにげなく使う
このような表現にも、
古の叡智が刻み込まれているんですね。

 

しかし、いきなり、
すべてが分かった!という
境地にたどり着けるわけではありません。

 

まずは、一音一音と一如となる

 

その過程で気づく
「何か分かった!」という感覚
大切にしていきましょう。

今回は、そんな「気づき」
キッカケになるかもしれない記事をご紹介します。

 

密教の世界では、
梵字をさまざまな仏と対応させる
「一字一仏」という捉え方があります。

 

唐の時代の中国で密教を学び、
その考えを日本に持ち帰ってきた空海は、

日本語の一音一音に秘められた力
宇宙の創造進化のシステムの関係を見抜いていたようです。


ぜひ、ご一読いただき、
日本語一音一音への気づき
深めてみてはいかがでしょうか?

 

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