日本語に隠された五十神のパワーを引き出す方法とは?

日本語

こんにちは、
ELEMENT編集部です。


伯家神道の継承者であり、
日本古来の哲学や祭祀の世界と現代の宇宙物理学や量子論、
量子場脳理論といったまったく異なる分野を
統合した視点で探求し続けてきた七澤賢治。


今回は、
そんな稀代の研究者が残した言葉を収めた

七澤賢治講話集「祓い・鎮魂・言霊」(和器出版)

の中から、珠玉のことばを引用しながら、
人生に活かすヒントを解説いたします。


今回は、
七澤賢治講話選集「祓い」から

「日本語五十音と神」

というテーマについて
七澤賢治が語った言葉をご紹介します。

ぜひご確認ください。

五十音の一音一音すべてが神

Garden curve Wooden bench by white hydrangeas, summer in eastern Maine

*七澤賢治講話集1「祓い」115ページより抜粋引用

 

古事記を読み解いていきますと、
一音一音が神を表しているわけですね。

 

五十神、そして
五十音の一音一音すべてが神だ、
ということで暗号だったということが分かったのですね。

 

一音一音で神の世界に入るということ、
それは「とほかみえみため」の
「と」という一音で神と一如するということなのです。

 

もちろん、それが呼吸というか、
「あ」から「ん」まで、
五十音全体は分かるということが、

阿吽(あうん)の呼吸

ということになるのですけれども、
最初からそこまでいきません。

 

お祓いをあげているとき、
何か分かった、ということが必ずあるわけですね。



(七澤賢治講話集1「祓い」108ページより抜粋引用)

祓い

●古来、主に宗教的文脈でとらえられてきた「祓い」の力とはいったい何なのか?

●白川神道の継承者でもある著者が「祓い」の現代的意義を根源から問い直す。

 

著者紹介

七澤賢治

1947年山梨県甲府市に生まれ。1978年大正大学大学院文学研究科博士課程修了(宗教学)。2010年白川伯王家伝の継承者として「一般社団法人白川学館」を創設。著書に『龍宮の乙姫と浦島太郎』(小笠原孝次氏との共著 和器出版 2017年)など多数。

日本語に秘められた力を解き放つには?

happy young man rest on wheat field-1

七澤賢治の言葉はいかがでしたでしょうか?

 

さらっと凄いことが書いてありましたね。

 

「あ」から「ん」まで、
五十音全体が分かるということが、
阿吽(あうん)の呼吸

 

普段なにげなく使う
このような表現にも、
古の叡智が刻み込まれているんですね。

 

しかし、いきなり、
すべてが分かった!という
境地にたどり着けるわけではありません。

 

まずは、一音一音と一如となる

 

その過程で気づく
「何か分かった!」という感覚
大切にしていきましょう。

今回は、そんな「気づき」
キッカケになるかもしれない記事をご紹介します。

 

密教の世界では、
梵字をさまざまな仏と対応させる
「一字一仏」という捉え方があります。

 

唐の時代の中国で密教を学び、
その考えを日本に持ち帰ってきた空海は、

日本語の一音一音に秘められた力
宇宙の創造進化のシステムの関係を見抜いていたようです。


ぜひ、ご一読いただき、
日本語一音一音への気づき
深めてみてはいかがでしょうか?

 

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