企業人として、
タイムマネジメント能力は
探求し続けるべき
重要なテーマだと思います。
自分自身の時間管理ももちろんですし、
何らかの部署の責任者や
プロジェクトのリーダーになったりすれば、
当然、全体のパフォーマンスや
成果に直結します。
タイムマネジメントのコツを共有する
集合研修をやっている会社もあるように、
それは個人と組織の成長や
ブレークスルーの
大きな要因になりうるものです。
普段の時間の使い方を
見える化して、
客観的に整理してみたり、
緊急・重要の
4象限のマトリクスで
優先順位や
取捨選択の意識づけをしてみたりなど
基本的なところから
専門的な方法論まで、
「時間の管理」というテーマは
なかなか奥が深いですね。
時には、何らかの要因で
「集団全体が
ゾーンやフローに入った」
と言われるように
通常の時間感覚では
不可能に思えることが
実現することもあります。
私自身の個人的な経験でも、
チームやプロジェクトの責任者として
集団組織を動かしていた時でも、
何かの限界を超えて
ものごとが成就したケースは少なくありません。
その時々の
条件や状況は異なりますが、
振り返ると、
本質的に一つ共通していることが
あったように思います。
それは、前述のような
技術としてのタイムマネジメントではなく、
メンバーの心や
目的意識といった次元で
それぞれの固定観念や
自我の範囲を超えて、
「エネルギーがひとつに集中していた」
といったことです。
データム・グループではよく
「私」と「公」という表現を使いますが、
それに則すと、
「公」としての一体感が生まれた時です。
もっとも、ここでいう「公」は、
「私」と「公」という対立概念ではないですし、
個を抑圧する
滅私奉公的なものでもありません。
一般的には「公」は、
社会や天下国家に対して
使われることが多いと思いますが
ここではひとまず、
「個を含み包む組織全体」
というくらいの
広い意味合いで捉えておいてください。
「私」を軸に置いたときは、
自分の過去の習慣や思い込み、
自己中心的な考え方や
言動の影響により
さまざまな問題も生まれやすく、
それは個と組織の限界につながります。
一方で、
「公」そのものに軸が移ったときは、
それらの悪影響や
限界は突破され、
通常では不可能な成果を
あげたりするようになるのです。
最近のビジネスシーンの
キーワードで言えば、
「利他」「共感」「共創」
といったことにも
通じるものがあると思いますが
つまるところは、
自我、自利や競争、優劣といった
分断対立意識よりも、
それを抜け出た
「公」の階層の方に、
ブレークスルーや
大きな飛躍の鍵がある
ということでしょう。
あとは、それぞれが
「公」の範囲と意味合いを
どこまで深め、拡張するか、
ということもありますが
まずは、
「私」を超えた「公」という
抽象性を取り入れた
スケール・価値観・時間軸で
タイムマネジメントを捉える視点が、
ひいては具体的な
タイムマネジメントツールや手法を使う上で、
相乗効果を生む
アプローチとなり得ることを、
ぜひ意識してみていただけたら
良いのではないかと思います。
いかがでしたでしょうか?
組織の中では、
私以外にも、
上司、部下、取引先
会社が刻んできた歴史といった
さまざまな時間が
それぞれの軸で流れています。
この時間の流れの把握と
管理ができていないことで
さまざまな問題が生まれ、
個人や組織の限界に
ぶち当たっているのかもしれません。
その解決策が、
「公」の視点に立つことです。
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