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【実践編】誰でもできる鎮魂法 | 書籍「和の成功法則」(その19)

作成者: ELEMENT編集部|Oct 21, 2021 3:03:48 AM

実践してみよう!誰でもできる鎮魂法

本来の鎮魂法は、
定められた作法にのっとり、
神聖な秘儀としておこなわれていました。

ここでは日常的に取り組みやすいよう、
現代人に合う形にアレンジしてご紹介します。

5~10分ほどで終了しますので、
毎日の習慣にしてください。

毎日の習慣にしたい「鎮魂法」

  1. 静かで落ち着ける場所と時間を選んで、正座する(もしくは椅子に腰かける)
  2. 右手親指と人差し指をつけ、太陽を表す輪を作る。つぎに、左手親指と人差し指で
    三日月を表す半月を作る
  3. 左手で作った半月(月)の上に右手で作った輪(太陽)を乗せ、両手を丹田の下に
    置く(※下図参照)
  4. 呼吸を整える
  5. 息を吸いながら、心の中でゆっくり1~5まで数える。その際、空気が喉を通り過
    ぎる感覚を感じる。息を止め、6~9まで数える
  6. 10から、息を鼻でゆっくり吐きはじめる。一定の速度で吐くように心がけ、最後ま
    で吐き切る。その際、空気が鼻の穴を通っていくのを感じる。⑤⑥を3回繰り返す
  7. 「我はアメノミナカヌシ*の御末(みすえ)の御子(みこ)なり。遊離(ゆうり)の五魂(ごこん)、わが中府*(ちゅうふ)に鎮まりましませ」と心の中で唱える
  8. 半眼(目を半分ほど開けた状態)で、1、2メートル先を見る
  9. 鎮魂の状態に入る
    • 五魂 = 意識のすべてが自分のおなかの中心にあることを認識する
    • おなかの中心に地球がスッポリ入っていることを意識する
    • 地球と一体になった感覚を心ゆくまで味わう
  10. 十分に味わいつくしたと感じたら、アメノミナカヌシに感謝して終了する

(*1)アメノミナカヌシ・・天之御中主神。宇宙創造を司る神
(*2)中府・・おなかの中心・丹田

ぜひ、これを日々の習慣にしていただきたいと思います。

↑鎮魂の際の手の型↑

鎮魂をもっと手軽にどこでもできるアプリができました。
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また、鎮魂の詳細については白川学館のHPをご確認ください。

一瞬で鎮魂できる裏ワザとは?

ただ、いますぐ鎮魂法をやりたいけれど、
外出先や仕事中で状況が許さない。

そんなとき、
一瞬で鎮魂できる裏ワザをお教えします。

両手の親指を残りの4指で握り、
一言、「鎮魂されました」と言えばいいのです。

この指の形は自らが
アメノミナカヌシであることを示し、

「鎮魂」という言霊そのものに、
魂を鎮める力があります。

心が乱れる状況があったときに、
両親指を握り、この一言を言うだけで
瞬時に祓われます。

たとえば、会議が紛糾したときや
目の前の相手とトラブルになりかけたとき、
ピンチだと感じたとき、

「ここは何か嫌な感じがする」

と思ったときなど、
このやり方で祓いましょう。

もちろん状況が許せば、
落ち着ける空間を見つけて
先ほどご紹介した鎮魂法をおこなうのがベストです。

仕事中でも、必要だと感じたら
いったん席を離れて鎮魂法をおこなってみてください。

すると、たとえば
仕事相手と対立していても、

ほどなくして和解したり、
あなたの意見が通ったりして、
状況が好転するでしょう。

「怒りがおさまる」
「相手の言動がまったく気にならなくなる」

という形で問題解決することもあります。

仕事においては、
予想もしない展開が起きる、
能率が上がる、トラブルが収束するなど、

わかりやすい形で
鎮魂法の結果が現れるでしょう。

(次回に続く)

あなたの人生に奇跡をもたらす 和の成功法則

著者 : 大野靖志(本名 : 小野寺潤)

宮城県生まれ。早稲田大学商学部卒。
ユダヤ教をはじめ世界各国の宗教と民間伝承を研究後、白川神道、
言霊布斗麻邇の行を通じ、新たな世界観に目覚める。

現在は、多彩な執筆活動と並行して、一般社団法人白川学館理事、
ラボラトリオ株式会社代表取締役、neten株式会社顧問を務め、
日本と米国に意識変容のためのデジタル技術を普及すべく、
東京と山梨を拠点に、さまざまなプロジェクトに力を入れている。

大野靖志(おおの・やすし)として著書『成功の秘密にアクセスできるギャラクシー・コード』
『あなたの人生に奇跡をもたらす 和の成功法則』
『願いをかなえるお清めCDブック』(サンマーク出版)、
『とほかみえみため~神につながる究極のことだま~』(和器出版)などがある。