本当の自分が見つかる!?日常で使える情報分析 | ビッグデータ解析の基本思考法
ELEMENT編集部 [2021.06.06]
こんにちは。Element編集部です。
ドラえもんのポケットのように、
「あったらいいな」と思うものが、ポンッと出てくる。
今注目されているビッグデータの活用は、
それと同じように膨大な情報の中から
必要な情報だけを瞬時に出してくれる、
まるでドラえもんのポケットのような未来を導いてくれるかもしれません。
しかし、最先端のIT知識を持たない人にとって、
ビッグデータ解析の世界は、まるでブラックボックス。
一方、人間の脳は、そもそも常に膨大な情報を処理しています。
この視点から見ると、ビッグデータ解析に、
日々の仕事の情報処理能力が上がることにつながる、
思考法のヒントを発見することができます。
さらに、仕事だけでなく、
自分を取り巻く情報を客観的に分析できるようになることで、
本当の自分に気づき、
願いがどんどん叶っていく道筋までが見えてくることでしょう。
今回は、そんなビッグデータを応用する
基本的な思考のフレームワークである
「ナレッジモデリング」の活用法をお話しいただきました。
ぜひ最後までお読みください。
お話をしてくれた人
小野寺潤
宮城県生まれ。早稲田大学商学部卒。
ユダヤ教をはじめ世界各国の宗教と民間伝承を研究後、白川神道、
言霊布斗麻邇の行を通じ、新たな世界観に目覚める。
現在は、多彩な執筆活動と並行して、一般社団法人白川学館理事、
ラボラトリオ株式会社代表取締役、neten株式会社顧問を務め、
日本と米国に意識変容のためのデジタル技術を普及すべく、
東京と山梨を拠点に、さまざまなプロジェクトに力を入れている。
大野靖志(おおの・やすし)として著書『成功の秘密にアクセスできるギャラクシー・コード』
『あなたの人生に奇跡をもたらす 和の成功法則』
『願いをかなえるお清めCDブック』(サンマーク出版)、
『とほかみえみため~神につながる究極のことだま~』(和器出版)などがある。
統合した姿がビッグデータ
おはようございます。
書籍『和の成功法則』(サンマーク出版)の中でも
鎮魂*に関しまして、
自分の中の良いものも悪いものも
統合するとお伝えしています。
鎮魂とは・・
古神道に伝わる日本古来の瞑想法。
平安時代の書物「令義解(りょうのぎげ)」において、
官僚や貴族の自己修練法として記録が残っている。
この統合した姿が、
ある種のビッグデータになっているんですね。
鎮魂して気持ち良くなるのは良いのですが、
それから何を発動するかが
非常に重要になってくるところがあります。
このビッグデータで言いますと、
ペイパルの創業者の
ピーター・ティールという方が、
パランティアという会社を作りまして、
世界中のあらゆるビッグデータを集めて、
それをいかに応用するか
ということを実用化したんですね。
例えば、飛行機の部品が足りないとなると、
どのルートで内戦や封鎖を避けて
どういうふうに、いつ持ってきたら良いかが、
全部ビッグデータから分かるわけですね。
それによって、飛行機の事故率が何%かも
そこから出せるような仕組みがあって、
これは航空業界だけでなく、あらゆる企業体が
そのビッグデータの応用をしたいということで、
パランティアという会社が
非常に注目を集めています。
このように膨大な情報の応用が大事なことになってきます。
ナレッジモデリングが情報を統合する
情報を全部集めたところまでは良いのですが、
それで満足してしまうと
ただ自分が気持ち良いということだけで
終わってしまうんですね。
ですから、この集めた情報、
また全体の統合したものが、
いかなる情報を発信できるかが
非常に問われることになってきます。
今たまたまパランティアという
会社のお話をしていますけれども、
実は20年前に、七沢研究所(現 datumグループ)の
ナレッジ曼荼羅というシステムが、
それをすでにやっていたんですね。
アメリカに呼ばれたりした
経緯がありましたけれども、
これはもともと我々がやっていた内容でもある
ということなんですね。
ナレッジ・モデリングの手法
というものがあるのですが、
これは網羅して分類して階層化、
そして統合するということですね。
最後は合意というプロセスもあるのですが、
要は「網羅・分類・階層化」の手順を
しっかりやることで、集めた情報が
初めて生きるものになっていくのですね。
私達の鎮魂の仕方にも
同様のことが言えまして、
全ての良い悪いを網羅することと、
また分類して階層化することで、
一つの自分の情報体系が出来てくる
ということになるわけです。
逆にこういったナレッジ・モデリングの
手法なしに統合すると、
先程言ったように気持ち良いだけになり、
正しい言霊が発動できなくなってしまいます。
ですから、そういったプロセスを経て、
階層化して、情報の統合化ができると、
この場合にはこういう応用をしたら良い、
ということが瞬時に出てくるわけですね。
日本に住んでいる以上は地震の問題は切り離せませんが、
私たちは地震に対して、言霊をデジタル信号として発信をしていますね。
それは単に地震が止まれとか、
あるいは被害が少なくて済めば良いという文章を
発信しているわけではなくて、
先程の、網羅・分類・階層化から導き出された
最適な言霊を発信しているわけなんですね。
これはパランティアと同じく、
ある種のビッグデータを活用している、
私たちの例ということになります。
ただ、この時代は情報量が半端なく多いので、
しっかりと情報を集め、統合し、
それを発信できるような体制を、
時間をかけずに作っていきたい
ということが私達の願いであります。
皆さんのお仕事の中でも
こういった階層化というか、
ナレッジのモデリングの手法も取り入れ
統合し、また仕事にも活かして
いただけたらと思っております。
いかがでしたか?
情報の量が多くても少なくても
「網羅・分類・階層化」という
情報処理の手順はとても有効に機能します。
ぜひナレッジモデリングを活用してみてくださいね。
今後もどんどん真の情報を提供していきますので
お楽しみに。
datum house Element 編集部