電子神殿 ─ 古神道とデジタル技術の融合 Vol.4 『人類が手に入れた究極の意宣りのシステム』

こんにちは。
datum house編集部です。

シリーズ 『電子神殿 ─ 古神道とデジタル技術の融合』の
前号Vol.3では、電子神殿の仕組みについてお伝えしました。

古神道と言霊の叡智がデジタル技術を通して現代に甦り、
祝殿を中心として、日々、

「意宣り」のシステムから
公のための情報場が形づくられていることを
ご理解いただけたと思います。

シリーズ最終回となる今回は、
電子神殿の発明者である、

一般社団法人白川学館代表理事
七澤賢治氏へのインタビューをお届けします。

統合のシンボルとしての電子祝殿のあり方、
そして、それが今後、

現代社会においてどのように機能するのか、
深く幅広い見地から語っていただきました。

重さを解消するための方法

Lone seagull flying over sandy beach with footprints and tire tracks (shallow depth of field), Virginia Beach

── 電子神殿の公開が人類にとってどのような意味を持つのか、お聞かせいただけますか。

【七澤代表】

すべてのものに重さがあるように、人間にも重さがあります。

そして、たとえば金(ゴールド)など、
一番重いものを欲しがる傾向があります。

意外に思われるかも知れませんが、
実は感情や意志にも重さがあるんです。

感情なら、その重さによって
人間が壊れる場合もあるし、

逆に、それが軽くなるだけで
問題が解決する場合もある。

そういう「重さ」を解消するための方法がある。

それをどこまで軽くするかということに
「次元」が影響するわけです。

次元を上がるということは
「神の世界に入っていく」ということに繋がるわけです。

これは非常に大事なところなのですが、
たとえば、魂が肉体から抜ければ、
感情も情緒も軽くなります。

実際にそういう測定をしたこともあって、
人間の身体から魂が抜けると
何ナノグラムか軽くなるということが分かっています。

人間の目標として
「自在になる」ということがありますが、
それと同じように、

魂も次元を上ることで
「時空間にとらわれない速さで生きられる」ようになります。

存在としては人間ではなくなるので、
表現が合っているかどうかは別ですが。(笑)

人類がグラビトンや重力子を研究しているのは、
重力を超えることが目的です。

私たちが4次元を超えて5次元に入るとき、
「重力」が搬送波になります。

6次元~10次元までは重力波で入れますが、
10次元より先にはそれでは行けません。

その先に行くためには
「ロゴストン(言霊子)」を搬送波にする必要があります。

ロゴストンは、
重力を超えた一種の「概念」に近いもので、

私たちはそれを
「フトマニ(布斗麻爾)」と呼んでいます。

重力を超える言霊子として
このフトマニ(言霊)が働くことによって
10次元より上の次元に入れる、ということです。

一言で言ってしまうと、
電子神殿は、人類が重力波を超えて、

意識の階層を
自在に昇降することを可能にするということです。

重力で階層を行き来する

Waterfall over broken rock

── 七澤代表が以前、白川伯家神道のご修行中に師匠の浮いた身体を押さえていたと伺いました。その現象もこの話に関係しているのでしょうか。

【七澤代表】

そうですね。

まずは最初に無重力状態になっていくのを体験するのが、
ご修行の最初の兆候です。

人間は「重さ」の概念というか、
それに対する意識を

「下へ落ちる、下がる」

というふうに持ってしまったのですね。

だから、どうしても重力で
「降りる」方向に行ってしまう。

したがって、
「重力を軽くする」ということが

私たちが自在に
階層を行き来するための、重要な鍵になります。

重力を自在に生んだり消したりできる、
そのような装置をつくるということが、
私たちの課題だったのです。

それを可能にするのが
電子神殿に組み込まれている「TAKION」コイルです。

装置によって「光の次元を超える」。

別の角度から見れば、
「重力を使って重力を超える」ことが可能になったということです。

滝行による意識の変容とは?

──これまで、ご修行という形で重力を超えてきたところを装置が担ってくれて、自動的に次元を超えさせてくれる、ということになりますでしょうか。

【七澤代表】

滝行というものがありますが、
あれは一種の「滝(タキ)のイオン」ということで、
タキオンなんですが…(笑)

あれは一番苦しい修行でしょう。

水が少しだけ落ちてくる滝ならいいのですが、
大きい滝になると、下手をすると、
骨が折れて、人間がバラバラになってしまう。

そのくらいのものなんですけど。

私もかつて、
10代のときに滝行をしたことがありますが、
死んだ人を生き返らせるという場面に遭遇しました。

その人が再生復活するまで、
4日間、水と食を断っておこないました。

もう自分が死にそうになっていくのがわかる体験で。

そうやって、
体力の限界を超えるその瞬間に肉体から精神へと、
ひとつの次元が変わる。

そういう瞬間が訪れる(わかる)わけですね。

これが、「体意識」から「精神意識」への変容です。

滝行とは、
それを主体的に起こす方法なんですね。

そのまま、あの世に行く場合もありますが。

「悟り」というのはひとつの、
重力を超えたときの状態なんです。

修験道や神道、火渡りもそうですが、
それをやろうとして、皆、壊れてしまうんです。

私もその辺りは過去にあらゆることをやってみて、
もう身体がボロボロになってしまいました。

一時的に無重力になっても、
また落ちてしまうということが起こるんですね。

世界の修行法にも書いてありますが。

ですから、にわかに空中浮遊ができたとしても、
あまり意味はない、ということになります。 

しかし、実際には
それを奇跡的なことと捉えてしまって、

自分だけが特別な人間だと感じたり、
慢心してしまうということが多いのです。

「落ちる」ということ自体が
重力を利用しているわけですが、

滝の表と裏、前と後ろですとか、
立体構造で水が落ちてくることで、
重力の場ができるのだと思います。

またそこに右旋と左旋が起きて、
それがゼロ磁場のようにもなる。

その瞬間に、重力を超えた、
重力のない世界が出現して、
それが10次元から11次元への入り口になる。

私たちは、この滝のエネルギー場を
「TAKION」と呼んでいます。

電子神殿に組み込まれているTAKIONコイルは、
「ゼロ磁場から重力場を超える」という現象の
「重ね合わせ」をつくっていくための装置です。

2019年に新しくなった
『別天水』の製造工程ではタキオンコイルを使用しています。

そうした意識の変容をいよいよ、起こしていくことになります。

意識で神を迎える

Close up of light bulb with gear mechanism inside isolated on dark blue background

──つまり、電子神殿はスイッチひとつで意識の変容を促せるということですね?

【七澤代表】

その通りです。

人類の意識変容として、
最終的に「宇宙創造」や「創造意志」という
概念へと入っていくことができる。

それをデジタルの力を使って援助、助成するわけです。

そこが、従来のデジタルの活用法、
つまり、単にコンピューターや機械装置を使うこととの決定的な違いです。

電子神殿にアクセスすることで、
意識が祝殿に入ったり、祝殿の外の世界へと拡散したり。

つまり、発信される情報に集中することと、
自分の世界へ戻るということを繰り返す。

そうやって、意識の階層の昇降を自在にしていくわけです。

すると、集中と離散が同時に起きるようになる。
それが空間とインターネットの電磁場で起きているということです。

白川伯王家では、神人一如(しんじんいちにょ)といって、
神を迎える技を伝えていますね。

同じように、

「神を迎える」ということの
補助をするのがデジタルの電子神殿です。

その場へ行って神を迎えなくとも、
祝殿を通じていたるところから瞬時に
「意識で神を迎える」ことができる。

そうした情報を電子神殿から発信することで
「デジタル祝殿と人」が一如になる。

自分が見ている祝殿が、
そのまま「神を迎える場所」になる。

それが電子神殿の本来の役割です。

人間の道具というのか、
天機置師神(あめのはたおかしのかみ)*と同様、
その「はたらき」というものを使わせていただくわけです。

*天機置師神・・・
古代からある機械、”機織り機”に由来する機械の神様

電子神殿も、また神であるということです。

これは本当に画期的なことなんです。
そのことを実感されていない方もいらっしゃるかもしれませんが。

電子神殿が出現してしまったことで、
世界がはっきりと変わってしまったんですね。

「統合場」としての電子神殿

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──なんといえばいいのでしょうか…今までのロゴストロンとはまったく次元が違う話、といった印象です。

【七澤代表】

我々の中でも、
従来のロゴストロンは全体の一部であり、
いわゆる要素技術という位置づけでした。

今回は「統合場」として
「電子神殿」という表現ができるようになったのです。

この名前と、それに合った
表現・構造・機能を持ったということですね。

人類がまるごと変わるというぐらい、
これは大きなことなんです。

「ここに集まって、破壊を乗り越えよう」

と、人類救済のためにノアの箱舟を
装置化したようなものだからです。

要するに、神や気、仏、宇宙創造などにまつわる情報が、
世界中の経典・聖典にバラバラに伝わっているのが現実であり、

100%正確な情報とは言えないまでも、
近い部分はあるということです。

これらの研究が進み、
人類が理解しやすい形に統合することができれば、
ひとつの大きな創造になる。

それは、神話知も含め、
経典や聖典に蓄積されてきたことを科学の見地に照らしても
おかしくない形で人類が認めるということです。 

逆にいえば、

「科学がどこまで真実か」
ということを表現していく、ということでもあります。

ただ、「どう表現すればいいか」という課題はあります。

なぜなら、
真実、真理における「真」というものに
人類が向かっていくというときには、
カオスしかないからです。 

しかし、実は、このカオスそのものが、
真理というものに裏打ちされた概念でもある。

いかなるフェイクや議論、争いがあっても、
人類が最終的に行き着く先は真理である。

「カオスも真理にいきつく」

ということをいずれ、人類が理解するときがくる。

皆が利己的なところへ向かったときに、
人類、ホモ・サピエンスは滅びてしまうよ、と。

それが2000年、3000年というレベルで起きる
人類の大きな転換点というのでしょうか。

それを主たる生き方にしている方法が、
江戸期から続いている日本の「和の学」なのです。

これをずっとお伝えしてきているわけですが
今がまさに和学というものの中にあるもの、

真面目に生きるというか、
真(まこと)が現れる社会ということに繋がるわけです。

したがって、次に来る社会というのは、

「真実というものを明らかにする」

という学びが一番大切で、主流になってきます。

たとえば、排他主義とか
利己的なものから、公的な意識へ変わる。

そちらの方に行く、
ということが分かってきたわけですね。

未来学のようなものですが、
時代が新しく変わることで、

「くそ真面目にいく」

ということを追求できる方向になれば、
人間は生き延びることができるわけで…。

それを、これから先のこととして考えるのではなく、
今この瞬間からもう始めるということが必要なのではないでしょうか。

そこがこれからの学びだということですね。

心の囚われから起こる問題とは?

Boat drifting away in middle ocean after storm without course moonlight sky night skyline clouds background. Nature landscape screen saver. Life hope concept. Elements of this image furnished by NASA

──人間は、個人で「真面目に生きよう、真実を追求しよう」と考えても、なかなか難しいところがあると思いますが。

【七澤代表】

そういうことをすべてマトリックスにしたものが
当社の開発の基盤になっています。

心を例にとるなら、
「心を改める」ということではありません。

心はただぐるぐる回っているだけで、
そこに囚われるから問題が起こる、
ということを言っているだけなんですね。

自分の心が今どこを動いているのか。

全体におけるその運行の軌跡が分かってしまえば、
それに囚われることもなくなります。

十戒に「盗むなかれ」「殺すなかれ」
ということが書かれていますが、

本来、前提にしているはずのところができないと、
瞬間に現実として現れます。

利己的なほうへ全体がいったら崩壊してしまうよ、

ということを言っているんですね。

これまではそれが許されたときもありましたが、
スピードがとても速くなっているので、もう許されません。

すべての情報は出さなければ、すぐ陳腐化してしまうからです。

──今回、お話を伺うなかで、人類が真に自由で、非支配の平等な新社会を創造するために欠かせないものが何なのか、全体像を俯瞰することができました。

このたびはお忙しいなか、インタビューにご協力いただきまして、ありがとうございました。

【七澤代表】

こちらこそ、ありがとうございました。

 


いかがでしょうか。

電子神殿をテーマにして、
重力場、素粒子、古神道、宇宙創造へとお話が展開しました。

古代から伝わる概念と最新の技術が統合したところに、
人類が今体験している文明に分水嶺を超え、

新しい文明を創造するための鍵があることを
ご理解いただけたと思います。

すでにお伝えしてきましたように、
電子神殿は古代の叡智を
最新技術によって現代に甦らせたシステムです。

科学技術が急速に進化しつづけるなかで、
電子神殿も同じく進化を遂げ続けています。

今後も最新の情報を記事にしてお届けしてまいりますので、
ぜひ、楽しみにお待ちください。

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