「公への貢献」を具現化する!SDGsの17目標の紐解き方

こんにちは。
Element編集部です。

前回の記事では、

「現代社会において公への貢献とは、
 具体的にはSDGsの目標達成である

と、捉え直すことにより、

グレートリセットという転換点が、
日本人にとって「逆吉の大きなチャンス」になる
理由をお伝えしました。

それは、

「公は楽しい」

「公への貢献が、自分にも豊かさをもたらす」

という本来の日本人の生き方が、
中心に据えられる時代になるからです。

しかし、長い期間にわたり、
「株主資本主義」や「個人主義」を基盤にした
社会システムや教育体系に慣れてしまった私たちにとって

「公への貢献」と言われても、
何をすればいいのか?

と途方に暮れてしまうかもしれません。

そこで今回は、
「公への貢献」に直結するSDGsの17の目標を

自分ごととして、
具体的な行動にすることで

「公への貢献」を具現化する方法を
内海さんにお話しいただきました。

ぜひ最後までお読みください。

 

 

お話をしてくれた人

内海昭徳
株式会社ロンズデーライト代表取締役
neten株式会社客員研究員
天籟株式会社 取締役副社長兼CLO(Chief Learning Officer)

筑波大学で国際関係学、京都大学大学院で政治哲学・社会経済学を専攻。
9/11テロを機に、人間の根本的な意識進化の必要性を感じ、大学院を中退。
世界の真相と人間の意識の本質の探求を深める中で、メタ認識次元の叡智を掴み、科学と悟りの知恵を融合した人間開発と社会変革に長年取り組む。

北米への事業の新規展開を担う過程で、2018年サンフランシスコで開催されたwisdom2.0に日本人初のエントリースピーカーとして登壇。
シリコンバレーを中心に、テクノロジーの進歩と並走できる宇宙の普遍的真理の社会実装ニーズの高まりを予見し、独立。
コンサルティングや組織研修、講演会、リトリート、ワークショップなど様々に取り組んでいる。

経営・人事・教育など、これからの時代の「人的資本経営」に関心を持つ企業人が集う企業エキシビジョン「ヒューマンキャピタル・ラーニングイノベーション」(主催 : 日経新聞、日経BP)に出展した。

著書:新刊『タオ・リズム』
『経営者のための悟りリテラシー講座』『タナトスの寂滅』ほか

「公に貢献する」という価値

Value Proposition - Golden Compass Needle on a White Field Pointing.

前編の記事では、
データム・グループならではの視点として

公への貢献とは、具体的にはSDGsの目標達成である

という捉え方をお伝えしてみました。

それは、確認の意味も含めて
少し補足するなら、次のようなことです。

世の中では、時代の流れを受けて
「グレート・リセット」SDGsといったことが提唱されている。

日本社会もそれを受けて、
社会経済のシステムを再考したり
SDGsを目標とした施策を考えたりしている。

けれども、
ここで発想の転換をしてみましょう、と。

そういった時代的な潮流の先に掲げられる
共生的な調和のある豊かさということは、
もともと日本には古くからあった性質のものではないか?

また、そういう広い視点での包容力のある
目的志向のことを、データム・グループでは
「公への貢献」というキーワードでもって、
提唱し続けてきた。

そのような「公への貢献の具体的な目標」
真面目に探求し、実践することは、
それがそのまま、自然とSDGsにつながることではないか?

つまりは、
日本的な精神性を主軸に、

自分の日々の営みの中で
「公への貢献」に心を向けることを起点に考えてみれば

それは自然と、世の中でいう
SDGsの具体化にも貢献するものになるだろう、
ということです。

SDGsと「公」への貢献

Weeping willow trees and a pond in the Boston Public Garden.-1

逆にいうならば、
SDGsの17の目標と169のターゲットを個人で学び、

それを日々意識して、
そこに向けて努力や目標設定をすることは
実生活の上ではほとんどないと思いますが

次にいくつか例を上げるように、
創業時から「公への貢献」を主軸に展開してきた
データム・グループの製品や事業は、

それを使用したりそれに関わることそのものが、
自然と、SDGs的な要素と相通じているのです。

例えばまず全体的なところで言うと、
皆が等しくその本来の尊さを大切にされ
物心共に豊かな平安清明の世となることを、
「イソノミヤ」と言う概念でずっと提唱し続けていますが

これはSDGsの17の目標方向性で言えば、
「1.貧困をなくそう」
「10.人や国の不平等をなくそう」と言う理念に通じます。

また、データム・グループでは
21世紀の最重要テーマと言える
「水」の研究について長年様々に取り組み、

独自に精製した水(別天水など)や水の専門書籍、
あるいは水の物性を変える実験等をしていますが

 同じくSDGsの17の目標を見ると

「6.安全な水とトイレを世界中に」
「14.海の豊かさを守ろう」

といったところで、水に関する項目が具体的に出されています。

また、白川神道の神祇祭祀の継承発展を土台に
netenで独自に開発・実用化された様々なロゴストロン製品は

その汎用性の高さから、
ユーザー自身の意識進化健康につながる普段使いを始め、

伝統産業と最先端テクノロジーの融合
果ては土壌や気候、自然災害に対しての取り組みなど、
たいへん多岐にわたる有効性を、実証・検証し続けてきました。

それらは、17の目標で言うならば

「3.すべての人に健康と福祉を」
「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」
「15.陸の豊かさも守ろう」
「17.パートナーシップで目標を達成しよう」

などと通じるものと言えます。

これまで、データム・グループ本体と、
グループの製品や取り組みに関心を持ち

さまざまな形での体験談や
実験への参加を共にしてきて下さった方々との
「公への貢献」という大きな共通目標に向けた歩みは、

現代社会に有用なものとして、
また、SDGsという大きな指針に集約される
時代的意義に先行したものとして、

着実に、そして確実に、
その成果を結実させてきているのです。

そうであるからこそ、
ある意味で時代が追いついてきたから、
とも言える

これからの世の中で、
より大きな貢献が果たせるでしょうし

同時に、開くべきその道への
大きな責任を担っている、

とも言えるものだと思います。

「公への貢献」の具現化

Globe in human hand against blue sky. Environmental protection concept. Elements of this image furnished by NASA

さて、ここまであれこれと
少し理屈っぽい話をしてきましたが

では実際、今日から私たちに
何ができるか、何をすべきか、
と言うことに立ち返るならば

 それは基本的には、今までの通り、
「公への貢献」の基盤になっている

「祓い」「鎮魂」「言霊」「むすひ」を通した
意識進化に真摯に丁寧に取り組むことであり

そのあり方を土台として、
様々なロゴストロン製品や
ロゴストロンによる構文の発信をすること、

あるいは、その時期、その都度の
グループの各種様々な取り組みや企画に
参画いただいたりご協力いただいたりなど、

一人では成し得ないことを
力を結び合わせながら具現化していくことで

自分ごととしてのSDGs
「公への貢献」の行動は、
間違いなく積み重ねられていくと思います。

前回と今回の記事で概観したような視座で
時代の潮流とデータム・グループの事績との関係性を
結んで捉えてみた上で、

ぜひ、日々の一つ一つの
ささやかに見える自分の取り組みの意義を
大切に省みることを意識してみて頂ければと思います。

その一人ひとりの、
そして一つ一つの意志と取り組みの総和は、

時と共に、間違いなく、果てしなく大きな
「公への貢献」の具現化となっていくことでしょう。


いかがでしたか?

「SDGs」や「持続可能な社会への変革」

というと、
国や企業が取り組むべき
「他人事」だと感じてしまうかもしれません。

しかし、それらは
日本人が本来持っている社会のあり方が、
具現化し、浮上してきたと捉えることで

掴みどころがない「公」という生き方が、
「具体的な自分ごとの行動」
なってくるのではないでしょうか?

今後、datum houseでは、
社会の大きな潮流も踏まえて

「祓い」「鎮魂」「言霊」

といった和の叡智の活用方法をお伝えしていきます。

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