【言霊の仕組みを解説】日本語の構造に隠された現実創造エネルギーの秘密

マトリックス

こんにちは、
ELEMENT編集部です。

 

伯家神道の継承者であり、
日本古来の哲学や祭祀の世界と現代の宇宙物理学や量子論、
量子場脳理論といったまったく異なる分野を
統合した視点で探求し続けてきた七澤賢治。

 

そんな稀代の研究者が残した言葉を収めた

七澤賢治講話集「祓い・鎮魂・言霊」(和器出版)

の中から、珠玉のことばを引用しながら、
人生に活かすヒントを解説いたします。

 

今回は、
七澤賢治講話選集「言霊」から

「言語システムとしての言霊学」

というテーマで
七澤賢治が語った言葉をご紹介します。

ぜひお読みください。

 

言霊を言語システムとして確立する

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*七澤賢治講話集3「言霊」103ページより抜粋引用

 

言霊学では言葉そのものに宿る力を探求していきますが、
江戸時代までの言霊学はその力を論理的に説明できず、
明治~大正期に活躍した神道家による言霊学も
その多くは情緒的に過ぎるものであったのでした。

 

それは、彼らの言霊学には
五十音を階層的に捉える視点が欠けていたからです。

 

五十音図が現在の配列になったのは室町時代のことであり、
サンスクリット語の音韻学を参考に整理されたと考えられています。

 

しかし、ローマ字が入ってくるまでは、
その五十音図が子音と母音による階層構造を持つことに
誰も気づかなかったのでした。

 

こうして、階層構造が明確になることにより、
言霊を言語システムとして確立することができるようになりました。

 

その際、言霊がOS(基本ソフトウェア)となり、
人間の脳がハードウェアになりうる。

 

このことは、つまり、
コンピュータへの応用が可能であることを示唆しているのです。

 

(七澤賢治講話集3「言霊」103ページより抜粋引用)

言霊

日本神話の読み解きから、七澤言霊学の新発見ともいえる新しい視座「日本語の音と周波数の関係」まで。「言霊」と「言葉」の関係、そして、それらが現実創造につながる原理とその意味するところをめぐる、「読めば読むほど読み返したくなる」七澤賢治講話ならではの味わいをどうぞご堪能ください。

 

著者紹介

七澤賢治

1947年山梨県甲府市に生まれ。1978年大正大学大学院文学研究科博士課程修了(宗教学)。2010年白川伯王家伝の継承者として「一般社団法人白川学館」を創設。著書に『龍宮の乙姫と浦島太郎』(小笠原孝次氏との共著 和器出版 2017年)など多数。

五十音の構造に隠された言霊の秘密

Pattern of mens handkerchiefs one on top of another

七澤賢治の言葉はいかがでしたでしょうか?

 

日本語の五十音図という構造に
「言霊の秘密」が隠されていたとは、驚きですよね!

 

ここであらためて、
「言霊」という言葉を正確に定義づけますと

言霊とは、
「日本語の五十音それぞれに宿った
現実創造のエネルギー」のことです。

 

日本語は、五十音、一つひとつが
独自のエネルギーをもち、
それぞれの組み合わせが無数の働きをして、
あらゆるものを創造していく力を発揮します。

 

そういう意味で日本語は、
「願望実現」のための強力な言霊をもつ言語とも言えます。

 

そして、その五十音は、
5つの母音と8つの父韻の組み合わせという
整然とした構造をもっています。

 

この構造こそが
言葉そのものに宿る力である
言霊の秘密を紐解くカギなのです。

 

今回は、そんな日本語のエネルギーの仕組みを
優しい言葉で解説した記事をご紹介します!

 

ぜひ、ご一読ください。

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