言霊は〇〇の連なりだった!言葉の最小単位から見えた「新しい時代」の言霊とは?

最小単位

こんにちは、
ELEMENT編集部です。

 

伯家神道の継承者であり、
日本古来の哲学や祭祀の世界と現代の宇宙物理学や量子論、
量子場脳理論といったまったく異なる分野を
統合した視点で探求し続けてきた七澤賢治。

 

そんな稀代の研究者が残した言葉を収めた

七澤賢治講話集「祓い・鎮魂・言霊」(和器出版)

の中から、珠玉のことばを引用しながら、
人生に活かすヒントを解説いたします。

 

今回は、
七澤賢治講話選集「言霊」から

「新しい時代に言霊を伝えるには?」

というテーマで
七澤賢治が語った言葉をご紹介します。

ぜひお読みください。

 

言霊は「神」という名前の連なり

Abstract of sandbars and large tide pools on the Pacific coast of Olympic Peninsula in Washington, USA, for themes of nature, repetition, serenity, the environment (one of a series)-2

*七澤賢治講話集3「言霊」123ページより抜粋引用

 

今私たちは、
言葉の最小単位を父韻、母音、子音という一音から、
さらに細かくして
言語エネルギー化していく。

 

言霊というものを精緻に解き明かして、
言葉の最小単位を、
もう一段階、細かくするということをしているわけです。

 

そういうことで、新しい時代にあった言霊
あるいは言語というものを、

古事記の中から、
神々の名前や働きを探しだして、

その暗号を解いて、そして、
父韻の神、母音の神、子音の神という三位一体の音として
顕在化していこうとしています。

 

日本語はそこが非常に簡単で、
父韻と母音を結びつけて、
子音という音が発生することになっています。

 

それは変わらないのですけれども、
古事記の中での「五十の音の響きの連なり」
というものを探ったものが言霊ということになるわけです。

 

言霊は、「五十の音の響きの連なり」であるのですが、
それは同時に神という名前の連なりになっています。

 

父韻というもの、母音というもの、子音というものが
古事記の中に隠されていたわけです。

 

それを紐解いて、
今の時代にあった伝え方ができるのは、
古神道の存在なくしてありえません。

 

古神道の存在のおかげで、
その時その時の時代で伝えられていた
気づきを伝えるということができたということです。

 

(七澤賢治講話集3「言霊」123ページより抜粋引用)

言霊

日本神話の読み解きから、七澤言霊学の新発見ともいえる新しい視座「日本語の音と周波数の関係」まで。「言霊」と「言葉」の関係、そして、それらが現実創造につながる原理とその意味するところをめぐる、「読めば読むほど読み返したくなる」七澤賢治講話ならではの味わいをどうぞご堪能ください。

 

著者紹介

七澤賢治

1947年山梨県甲府市に生まれ。1978年大正大学大学院文学研究科博士課程修了(宗教学)。2010年白川伯王家伝の継承者として「一般社団法人白川学館」を創設。著書に『龍宮の乙姫と浦島太郎』(小笠原孝次氏との共著 和器出版 2017年)など多数。

古事記に隠された「言葉の力」を活かす方法

Close up of a lot of law reports in library-1

七澤賢治の言葉はいかがでしたでしょうか?

 

普通、言霊(ことだま)と聞くと、

「言葉に宿る力」や、
その言葉を発した人の「思い」

といった、
ふわっとしたイメージを
思い浮かべる方が多いかもしれません。

 

しかし、七澤賢治は、
「新しい時代にあった言霊」として
その叡智を後世に伝えるために、
さまざまな研究を続けてきました。

 

その1つが、
言葉の最小単位
父韻、母音、子音という一音から、
さらに細かくして、

脳波の振動数との関係性を特定することで、
「言語エネルギー」としての体系を明らかにしたことです。

 

けれども、
その研究の出発点は、

 

言霊は、
「五十の音の響きの連なり」であると同時に、
神という名前の連なりになっている。

 

という、
古事記に隠された暗号の解読だったのです。

 

この古事記に隠された「言葉の力」の秘密は、
古神道である「白川神道」に
口伝や所作の形で、
その叡智の真髄が伝えられてきました。

 

そんな口伝や所作の中でも、
特に印象的なのが「神を喰らう」という表現です。

 

普通なら、思いつかないどころか、
思いついたとしても言葉にすることすら憚れるのが
「神を食べる」という言葉ではないでしょうか?

 

しかし、これは、
混乱を極める現代社会を
軽やかに生きるために、
今こそ必要な「古代の叡智」なのです。

 

「神」とはそもそも何か?

「神を食べる」とはどういうことか?

◎それが何の役に立つのか?

 

ぜひ、その答えをご確認ください。

 

リンク2

 

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