向上の道か?向下の道か?西洋と東洋の成功哲学の違いを解説

向上

こんにちは、
ELEMENT編集部です。

 

伯家神道の継承者であり、
日本古来の哲学や祭祀の世界と現代の宇宙物理学や量子論、
量子場脳理論といったまったく異なる分野を
統合した視点で探求し続けてきた七澤賢治。

 

今回は、
そんな稀代の研究者が残した言葉を収めた

七澤賢治講話集「祓い・鎮魂・言霊」(和器出版)

の中から、珠玉のことばを引用しながら、
人生に活かすヒントを解説いたします。

 

今回は、
七澤賢治講話選集「言霊」から

「西洋的な思考の影響」

により不安がもたらされる仕組みと
それとは真逆の「言霊学」の特徴を解説した
七澤賢治の言葉をご紹介します。

「向上の道」と「向下の道」

Casual young woman holding book with rainbow waves flying out of it

*七澤賢治講話集2「言霊」46ページより抜粋引用

 

これまでの西洋的な思想の影響により、
私たち日本人は、この現代社会において、

常に何かをするよう求められ、
何者かになるように押し付けられてきました。

 

仮に時間的、経済的に余裕があっても、
先々の不安から、心の休む暇のない状態が続いています。

 

そして、そうした不安を解消するために、
知識や物をため込み、自分を防御し、
あるいは満足させようとします。

 

そうした中で
いわゆる成功者といわれる人が生まれ、

私たちはそれにあやかろうと、
さまざまなノウハウを身に付けてきました。

 

ある方法がうまくいかなかった場合、
次はこれというように、
結局は今の自分に何を蓄積するかがベースになっています。

 

その意味で、たとえば
西洋的な学びの方法を向上の道とすると、

 

言霊学のそれは真逆となり
向下の道となります。

 

蓄積したものを
すべて捨て去った後から
本当の学びが始まります。

 

(七澤賢治講話集3「言霊」46ページより抜粋引用)

言霊

日本神話の読み解きから、七澤言霊学の新発見ともいえる新しい視座「日本語の音と周波数の関係」まで。「言霊」と「言葉」の関係、そして、それらが現実創造につながる原理とその意味するところをめぐる、「読めば読むほど読み返したくなる」七沢賢治講話ならではの味わいをどうぞご堪能ください。

 

著者紹介

七澤賢治

1947年山梨県甲府市に生まれ。1978年大正大学大学院文学研究科博士課程修了(宗教学)。2010年白川伯王家伝の継承者として「一般社団法人白川学館」を創設。著書に『龍宮の乙姫と浦島太郎』(小笠原孝次氏との共著 和器出版 2017年)など多数。

日本人に西洋型の成功法則が合わない理由

Volatility at a glance Uncertainty of weather on a summer afternoon

七澤賢治の言葉はいかがでしたでしょうか?

 

向上の道と向下の道。

 

同じ学びの道とはいえ、
スタート地点がまるで違うことが
お分かりいただけたのではないでしょうか?

 

そして、
このスタート地点の違いの根本原因は
西洋と東洋の思想の違いにあるということでしたね。

 

そんな視点で周りを見回すと、

「引き寄せ」だけでなく、
ポジティブシンキングも、
アファメーションも、

夢や目標を紙に書き出すことも、
ビジュアライズも、タイムマネジメントも
すべて西洋で発展した成功法則です。

 

そして、
これらの方法で成果を出せた方は、
決して多くはなかったのではないでしょうか?


実は、わたしたち日本人にとって
西洋型の成功法則では
成果が出しにくいのには理由があったのです。

 

それがまさに
西洋と東洋の思想の違いに端を発する
「向上の道」と「向下の道」の違いです。

 

今回ご紹介する下記の記事では、
向上の道と向下の道をさらに噛み砕いて
具体的な2つの理由という形で解説しています。

 

ぜひ詳細をご確認ください。

 

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