「清まる」という確信
*七澤賢治講話集1「祓い」22ページより抜粋引用
祓いというものが、
本当に伝わってきた経緯をみますと、
言葉でもって、
本当に清まるんだという確信が、
昔の人たちにはあったのではないか。
そういう意味の言魂(ことだま)が、
言霊(げんれい)というものに
つながるということなのです。
祓いの神を動かす、そういう結びが、
この言葉によって行われて、
そしてそれが
具体的な働きになって清まっていく
という実感を味わえるのです。
(七澤賢治講話集1「祓い」22ページより抜粋引用)
●古来、主に宗教的文脈でとらえられてきた「祓い」の力とはいったい何なのか?
●白川神道の継承者でもある著者が「祓い」の現代的意義を根源から問い直す。
著者紹介
七澤賢治
1947年山梨県甲府市に生まれ。1978年大正大学大学院文学研究科博士課程修了(宗教学)。2010年白川伯王家伝の継承者として「一般社団法人白川学館」を創設。著書に『龍宮の乙姫と浦島太郎』(小笠原孝次氏との共著 和器出版 2017年)など多数。
”祓いの確信”が導く「本来の道」とは?
七澤賢治の言葉はいかがでしたでしょうか?
“祓いの神を動かす”という
結びを起こす言葉が「祓詞(はらいことば)」
ということでしたね。
祓いはさまざまな効果を
もたらすことが分かっていますが
特に、あらゆる思考や
悩みが消えるという実感をもたれる方が多いです。
この体験が「祓い」による
効果の確信につながっていきます。
しかし、
この祓いの効果だけに
満足してはもったいないです。
なぜなら祓いは
「本来的な道」に進むための
始まりにすぎないからです。
その「本来の道」とは
神と一つの如く生きる道。
白川神道では
それを「神人一如」と表現し
神と自分が
まるで一つのようになることを意味します。
そして「祓い」は
神に繋がるための最低条件であり、
唯一の方法なのです。
この祓いにより
神とつながる仕組みについては、
下記の記事で徹底的に解説しています。
祓いの力を体験された方も
まだ祓いの実感がわかない人も
次のステップに進むために重要な教えが詰まっています。
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