こんにちは。
Element編集部です。
「宗教」と「科学」というと、
「対立するもの」というイメージを持つ方が
多いのではないでしょうか?
たとえば、
教科書で習う「天動説」と「地動説」。
天動説を唱えるキリスト教に対して、
地動説を唱えたジョルダーノ・ブルーノは
キリスト教の宗教裁判(異端審問)の結果、
火刑に処せられています。
しかし、宗教の
「宗」という漢字が表す意味からも
「中心であり根源」となる
真なる世界を掴む概念があることが伺えます。
この宗教の本質にある
真の概念を掴み
宗教と科学を
統合するために必要なものの一つが、哲学。
科学者として有名なニュートンは、
自身のことを「自然哲学者」と呼んでいたように
「神のことを知り、神と自然の関係を知る」
そのことが偉大な業績の根源にあったのでしょう。
哲学によって
神の働きと自然界の現象を科学で探究する試みは、
古から続く
「真の教え」への道なのかも知れません。
今回は、
国際関係学や政治哲学を専攻し
意識の本質の探求を続ける内海さんに
「宗教とは何か?」
「神とカミの違いとは?」
といった質問に
答えていただきながら、
物理学や数理などを全て包含する
根源にある「真の教え」を掴むヒントを教えていただきました。
ぜひ最後までお読みください。
お話をしてくれた人
内海昭徳
株式会社ロンズデーライト代表取締役
neten株式会社客員研究員
筑波大学で国際関係学、京都大学大学院で政治哲学・社会経済学を専攻。
9/11テロを機に、人間の根本的な意識進化の必要性を感じ、大学院を中退。
世界の真相と人間の意識の本質の探求を深める中で、メタ認識次元の叡智を掴み、科学と悟りの知恵を融合した人間開発と社会変革に長年取り組む。
北米への事業の新規展開を担う過程で、2018年サンフランシスコで開催されたwisdom2.0に日本人初のエントリースピーカーとして登壇。
シリコンバレーを中心に、テクノロジーの進歩と並走できる宇宙の普遍的真理の社会実装ニーズの高まりを予見し、独立。
コンサルティングや組織研修、講演会、リトリート、ワークショップなど様々に取り組んでいる。
経営・人事・教育など、これからの時代の「人的資本経営」に関心を持つ企業人が集う企業エキシビジョン「ヒューマンキャピタル・ラーニングイノベーション」(主催 : 日経新聞、日経BP)に出展した。
著書:新刊『タオ・リズム』
『経営者のための悟りリテラシー講座』『タナトスの寂滅』ほか