これは仕組まれた罠だった!?情緒語が貧弱な日本人が今直面している危機

こんにちは、
ELEMENT 編集部です。

日本人の底力の低下が、
ここ数十年で静かに、
そして確実に起こっています。

それは「日本語」の弱体化

特に感情を表現する「情緒語」の扱いが、
どんどん粗雑になり、単純化されつつあります。

例えば、「ヤバい」「キモい」「ウケる」

この3語があれば、
「喜び」「嫌悪」「楽しさ」
そして「感動」さえも、

とりあえず表現できた感覚になれる
時代の風潮があります。

しかし本来、
日本語には2000以上の情緒語があります。

それらは、もちろん
細かな感情を表現するための言葉ですが、

実は、
情緒語をどれだけ使いこなせるかが、
人類の進化の鍵を握っています。

なぜなら、
ほとんどの人間の行動は
「感情」から生まれているからです。

ところが、
感情を言葉で表現できないと、
客観視が大雑把になり

上の階層に向かう時に、
「消化されていない感情」
足を引っ張ってしまいます。

なので私たちは、情緒語を丁寧に扱って
まずは自分の感情に向き合う必要があります。

さらに、それだけではなく
「先祖の感情を祓う」必要もあると、
小野寺さんは話します。

今回は、その理由を
分かりやすく説明いただきました。

ぜひ最後までお読みください。

 

こちらの記事は、白川学館理事である小野寺潤が大野靖志の名義で発信していた有料のメールマガジン「週刊 デジタル真道」(まぐまぐ発行)より、一部を抜粋および編集してお送りします。

「週刊 デジタル真道」は現在休刊中ですが、まぐまぐ社からご登録いただくと、発行済みの全43話分のお話(バックナンバー)をすべてご覧いただけます。

https://www.mag2.com/m/0001687899

日本人の情緒を取り戻す

Trail through lush green forest in Codorus State Park, Pennsylvania.

こんにちは、小野寺潤です

以前、
仕事をしながらNHKをつけてましたら、

由紀さおりさんが出てきて、
童謡を広める活動をしているらしいんですね。

失われた日本語の“たおやかな”語感
取り戻すためにやっているのだとか。

すばらしい活動だと思います。

現代の、特に若者は、
すべて「やばい」の一言で
何でも片付けようとする傾向にあります。

何かを食べて美味しければ「やばい」。

美しい、もしくは格好いい人がいれば
それも「やばい」。

何か問題があったら
それは普通に「やばい」で済むと。

で、全てが「やばい」で済む
今の日本語はどうなんだろうか、
と由紀さおりさんは言ってました。

それで幼稚園とか
あちこちに出向いて
童謡を教えているらしいんですね。

童謡、というか童謡の本質と
いった方がいいでしょうか。

ところが日本の教科書からは、
有名な童謡が揃いも揃って、
消えてしまっているんです。

「夕焼小焼」も「シャボン玉」も、
そして「めだかの学校」も含め、
有名どころは、ほとんどすべて全滅です。

このことのツケは、
先ほどの「やばい」に見られるように、

いずれとんでもない形で日本人の底力を
奪っていくことでしょう。

仕組まれていた!?「日本語」の弱体化

Double exposure of desperate senior man suffering and covering face with hands in deep depression, pain, emotional disorder, grief and desperation concept

2020年12月に発表された
国際学習到達度調査(PISA)では、

日本人(15歳)の「読解力」の順位が
前回の8位から15位に下がったことが
話題になっていました。

中国や韓国より下だというんですね。
何ということでしょう。

ちなみに2012年までは日本は4位でした。

実はこうした言葉の問題については、
10年以上前から言われていました。

たとえば、
当時の女子大生は感情表現の言葉を
5つしか知らないとか。

何かあると「キレる」とか、
そんな表現が出てきた時代です。

「俺はもうキレた」と言えば、
「やばい」のように、とりあえず
意味が通じてしまうのが怖いですね。

そこにある細かな感情が
全く伝わってきません。

つまり粗雑な表現というか、
英語みたいに単純化されて
きているわけです。

話があちこちに飛んで恐縮ですが、
「教育勅語」が消されたという事実も、
同じ末路を示していますね。

よほど頭のいい人間がいて、
日本語の弱体化に取り組んだのでしょう。

それはそのまま
日本のマスコミにも引き継がれ、
本当にまんまとやられました。


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これは仕組まれた罠だった!?情緒語が貧弱な日本人が今直面している危機

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この記事を書いた人

小野寺潤

宮城県生まれ。早稲田大学商学部卒。
ユダヤ教をはじめ世界各国の宗教と民間伝承を研究後、白川神道、言霊布斗麻邇の行を通じ、新たな世界観に目覚める。

現在は、多彩な執筆活動と並行して、一般社団法人白川学館理事、ラボラトリオ株式会社代表取締役、neten株式会社顧問を務め、日本と米国に意識変容のためのデジタル技術を普及すべく、東京と山梨を拠点に、さまざまなプロジェクトに力を入れている。

大野靖志(おおの・やすし)として著書『成功の秘密にアクセスできるギャラクシー・コード』『あなたの人生に奇跡をもたらす 和の成功法則』『願いをかなえるお清めCDブック』(サンマーク出版)、『とほかみえみため~神につながる究極のことだま~』(和器出版)などがある。

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