人は一瞬で変われる!オリンピックの選手に学ぶ"限界突破の極意”とは?

オリンピックメダル

こんにちは。
ELEMENT編集部です。

早いもので今年も7月、
2021年も下半期に突入しましたね。

今は、6月までの上半期を振り返るのにとてもよい時期。

それによって、これからやるべきことが見えたり
自分のことで今まで気がつかなかったことに気づいて、
新たな突破口を発見できたりするものです。

さて、間もなく東京オリンピックが開幕しますが、
今回のテーマは、スポーツ選手に学ぶ
「限界突破」についてです。

オリンピックに出場するような
超一流のスポーツ選手というのは、
その高い身体能力だけでなく、

「メンタルの強さ」が重要だと言われています。

高い身体能力×強いメンタル

という相乗効果で、
初めて大きな結果を出すことができると。

では、メンタルを最高の状態に保ち
限界突破するためにはどうしたらよいでしょうか。

今回は、限界突破するための「とある秘訣」について、
ご紹介したいと思います。

結果を出す一流のスポーツ選手に必要なのは、身体能力だけではない?

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一流のスポーツ選手になる人物というのは、
元々生まれ持った身体能力や運動能力が
人並み以上であるということは誰もが知る事実ですが、
もちろんそれだけではありません。
 

日々の食事や生活習慣を整えるといった
ストイックな体調管理の部分から、
ハードなトレーニングに耐え得る強い精神力、

さらに競技に出場する時の選手としての心構えや
周囲からの期待に応えなければならない、
何としても結果を出さなければならないといった
プレッシャーの乗り越え方まで、
 

選手一人に求められることは、
想像以上に多くなります。

オリンピック選手であれば、それは尚更。
一国の代表として選ばれて大会に挑むことになるので、
そのプレッシャーたるや、相当なものであるはず。
 

そう考えると、
スポーツ選手というのは、


「常に限界を超えることを試されている存在」


と言ってもいいかもしれません。

 
もちろん短期、長期というスパンで考えて
これくらいの結果を出したいという
一定の目標を立てることはあったとしても、
何よりも大事なのは、日々の積み重ね。
 

目の前の一歩をおろそかにしてしまったら、
思うような結果を出すことはできないからです。
 

そして、良い結果を出すためには
身体能力を鍛えることに加えて、
メンタルも同時に鍛えていかなければならないのですね。

限界突破をするために重要な、“転換”とは?

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プロのスポーツ選手が、
どのようにメンタルを鍛えているのか?

ということについては
ビジネスパーソンにとっても参考になる部分が多い、
ということで一時期話題になったことがありました。

しかし、ここには、
すべての人に役立つ共通するヒントがある
と思っています。
 

というのも、スポーツに限らず、
 

今の状態を改善して
日々をもっとより良いものにしたい、
何か新しいことを始めたい、
この目標を達成したい!
 

等々、
これまでにないこと、
新しい自分を創造しようとする時には、
常に新しい発想や方法が求められるからです。

先ほどの「限界突破」ということでいえば
ハードなトレーニングもさることながら、
ある種の”発想の転換”が必要だということです。

「前提条件」を変えることで、大きな変化が起こる

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そんなふうに思ったのは、
陸上男子の100m走で、
日本人初の9秒台を出した
桐生祥秀選手のエピソードを知った時でした。
 

このレコードは
陸上男子の日本記録を19年ぶりに破った
快挙といわれていますが、
記録更新の秘密の裏には
大胆な「発想の転換」があった、というのです。

これまでは多くの場合、
どうすれば最も速く走れるか?

という考え方で練習をおこなってきた
ところから、

前提条件として、
「最高速が出る」とした(決めた)上で、
それを阻害している原因はなんだろう?
と、原因を考えることにフォーカスするところに、
発想を切り替えたそうです。

スピードを上げていくためには
どうすれば良いのか?

という積み上げ式の発想から、
逆に「省く」という方向にシフトしてみた。

あるいは、先に
「走れる」と決めて、
それが達成できることを前提に、
阻害する要因があるとしたらなんだろうと冷静に考えて、
それを徹底的に追求した、
ということですね。
 

このように発想を大きく転換すると、
 

100mをどのような配分で走るのか?
という考え方になって、
これまで50mで出していた最高速を
60mでピークにもっていくことによって
9秒台の記録が出せるようになった、
というのです。
 

実際に体力や技量が飛躍的に向上したというわけではなく、
全体のバランスや力の配分を変えただけで、
まるで結果が変わってしまったということですね。

できないが「できる」に変わった時、起こる奇跡とは?

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陸上ということでもう一つ例を挙げると、
1マイル4分の記録の壁を初めて破った伝説
をもつ、イギリス人のロジャー・バニスター
選手の話も有名です。
 

この選手が快挙を成し遂げる前、
1マイルレースを4分で走るのは困難
と言われており、
実際に23年の間、
ずっとその記録が破られることは
ありませんでした。
 

しかしひとたび新記録が出された途端、
早くも42日後に記録が破られ、
さらに驚くことに
二年間の間には20名くらいの選手が、
次々と記録を破ってしまったというのです。

さて、ここから見えてくるのは、
どんなことでしょうか?

前者の例からは、
発想を大胆に転換してみることの大切さ。

後者からは
不可能と思っていたことが
実際に「できた」人がいるとわかったら、
本当にできるようになる、
 

ということです。

言うまでもなく、両者に共通するのは
これまで普通だと思っていた常識を疑い、
既存の思考や概念から自由になり、
大きく発想を転換するということ。
 

そしてそれらの根底には、
実は「言葉がある」
ということにお気づきでしょうか。
 

このように考えて見ると、
ふだん使っている言葉を変えるだけで、
限界を超えることができる、
ということが見えてくるはずです。
 

例えば、普段から
「私には難しい、できない」と言っている方であれば
思い切って真逆の言葉、
「私にとってはそれは簡単だ、すんなりとできる」
と変えてみるだけで、結果は見違えるもの。


(こういった「言葉の言い換え」については
また改めて別の記事でご紹介したいと思います)

スポーツ選手は、
想像を超えるような最高のプレイと
並外れたパフォーマンスで
私たちの心を揺さぶるばかりでなく
その強靭なメンタルや人としてのあり方も含めて、
私たちにたくさんの勇気やパワーを与えてくれる存在です。
 

スポーツ選手に限らず、人は皆それぞれに与えられた
かけがえのない能力が備わっており、
一人ひとりが可能性に溢れた存在であるということを
忘れてはなりません。
 

何よりも自分自身がそのことに気づき、
引き出す術を知ることができれば、
可能性は無限に広がります。

今回のオリンピックでは、
その辺りにも注目しながら選手たちを応援していきたいですね。

・・・・・・・

いかがでしたか?

「限界突破」というと、キツイ、大変だ、
というイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、
視点を変えて、発想の転換をしてみると、
これまで限界と感じていたことがそうではなくなって、
視界が一気に開けてくる可能性もあります。

まずは、普段使っている言葉の中に
自らの限界を作っている言葉がないかな等、
客観的に見てみるのもおすすめですので、
ぜひできることから試していただけたらと思います。

また、その具体的な方法については
引き続きご紹介していきますので、どうぞお楽しみに!

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