なぜ人は「わかる」のか?
こんにちは、小野寺潤です。
皆さんも経験したことがないでしょうか?
質問を出そうとしたら、
すでに答えが出てしまったということ。
あるいは、
答えを聞いたら初めから知ってた気がする、
とか。
よく5次元の世界では、
「問即答え」と言われますが、
4次元的に分析しても、
そのように思えます。
つまり、こういうことです。
ある質問を誰かに投げかけたとします。
で、答えをもらうと、
「ああ、なるほど、わかった」と理解する。
一見、当たり前の世界ですね。
ところが、ここを注意深く見ると、
あることがわかります。
「ああ、なるほど」と言えるのは、
自分の中に元々それがあったから
ではないでしょうか。
自分の中の何かが明確になったから、
そう言えるのであって、
何もなければ、
「わかった」とは言えません。
「わかった」を「分かった」
と表現するといいかもしれません。
要は混沌であれ何であれ、
何かが自分の中にあるわけです。
それが綺麗に分かれると、
「分かった」になる、と。
すべては自分にある
言いたいことは、
元々、すべて自分にある、ということ。
ですから、これから、
「すべて自分にある」という前提で
モノを見たらいかがでしょうか。
「ない」と思うと、
他人や外部の情報に頼りたくなります。
また、自分への自信のなさから、
正しい判断ができなくなります。
それで以前、
少数精鋭の有志の方だけに
お集まりいただいた場において
「一人一人が判断の劔を持つ時代」
ということをお話ししたんですね。
とにかく、元々「ある」ということ。
それを前提に世の中のニュースを
見てみてください。
「おかしいな」と思うものは、
やっぱりおかしいのです。
多くの人がそう言うから、
というのは関係ありません。
人の意見を聞く分には構いませんが、
最後に判断するのは自分ですからね。
いかがでしたか?
質問が浮かんだ時点で、
答えはすでに自分の中にある。
だから「わかる」。
学校教育により、
他人に用意された答えの
導き出し方を覚え込み、
人に教えられることに
慣れてしまっている方ほど
この大切な事実に
気が付きにくいのかもしれませんね。
今回の記事を参考に
答えを外に求めるよりも
まずはご自身の内側に確認することを
ぜひ習慣にしてみてください。