最短で願いを叶える方法| 書籍「和の成功法則」(その13)

こんにちは、Element編集部です。

前回の記事では、
神社などのお祓いで

「何を祓っているのか?」

をお伝えしました。

 

2つ紹介しましたが、覚えていますか?

 

それは、
「感情」と「先祖の影響」でしたね。

この2つが、
エネルギーを重くして、
成功を阻む「ゴミ」の正体だとお伝えしました。

ちなみに今回の記事でもお伝えしますが、
お金を溜め込むことは
「ゴミ」を集めるのと同じです。

このゴミを祓うと、
「空(くう)」と繋がることが可能になります。

 

ではなぜ、
「空」になることが必要なのでしょうか?

 

それは、
「心が軽くなる」「いい気分になる」
といった快楽のためではありません。

言霊(ことだま)によって
現実を創る、
神道の「結び」のプロセスに必要だからです。

今回の記事では、

空から言霊を発すると、
現実が創造される仕組みをお伝えします。


また、祓いによって
お金の循環を生み出すコツもお伝えします。

 

ぜひ最後までお読みください。

 

この記事は、datumグループで
白川学館の理事やラボラトリオ株式会社の
取締役を務める小野寺潤が

大野靖志名義で世に出した
あなたの人生に奇跡をもたらす 和の成功法則」(サンマーク出版)から一部を抜粋してご紹介するものです。

書籍には神道で継承されてきた
数々の祓詞のなかで、

もっとも祓いの力を発揮する
4つの祓詞を収録した「祓詞CD」が付属しています。

ぜひ、書籍版を手にとって
その効果を体感してみてください。

祓いの法則③現実は、「祓い」と「結び」で創られる

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祓いと言霊(ことだま)によって現実を創るプロセスを、
神道では「結び」と表現します。

正確には、「結び」は「産霊(むすひ)」と書きます。

この「結び」も神道の大切な概念のひとつ。

「和の成功法則」は、
「祓い、結び、現実化する」プロセスであるともいえます。

「結び」がどのように起きるのかは、
小麦粉をふるいにかけた状態をイメージしてください。

ふるいを揺すると、粉状だった小麦粉が振動し、
ふるいの中(表面)で粒状に固まりますね。

振動によって
結びが起きるプロセスはまさにこれです。

5次元は無限の可能性をもつ
情報の場と考えることができます。

5次元にあるのは情報のみ。

振動は一切していません。

そこに1章でお話しした
「意宣り」である言霊が発せられると

振動により結びが起きて、
4次元で現実化する。

これが、「和の成功法則」のしくみです。

ただし、言霊を5次元に届けるには、
すべてを祓って「空」となることが必要です。

だから祓いが重要ですし、
逆にいえば、祓いがおこなわれれば
言霊により結びは必ず起こります。

祓いによって結びが起きるという事実は、
人生にもあてはまります。

それは、いったんどん底に落ちても
必ず復活できるということです。

「災いを転じて福となす」

という言葉がありますが、
これが実際、自然の摂理であり真実です。

ただ、災いを「福となす」ために、
不遇のときこそ祓いが不可欠なのです。

結びについて、もう少しお話ししましょう。

結びとは、
言い換えれば古いものを捨て

「新しいもの」を積極的に取り入れ、
新たな現実を作っていくことです。

私たち日本人は、
この「結び」を得意としています。

私の主観でそう言っているわけではありません。

この国の歴史が教えてくれています。

幕末、260年続いた江戸幕府が倒れ、
「御一新」といわれた明治維新が起きました。

そのとき日本は、
帯刀や髷(まげ)など古い風習を捨てることを選択し、

その後、
西洋社会の「いいとこ取り」をすることで
西洋諸国と肩を並べました。

また、日本は第二次世界大戦によって
人も国土も大打撃を受けたあと、

わずか数十年のちには、
経済大国といわれるまでに復活しました。

それは、いったん旧習を捨て、
それまで敵だった西洋諸国から多くを学んだから。

つまり、祓いと結びがおこなわれたからです。

戦争や政変、天災など、
数々の祓いを経験しながらも

過去を乗り越え、
いいものをどんどん取り入れ、
結んで、結果を出してきた。

そんな精神性が
私たちには根づいています。

祓いの法則④祓いは「払い」につながる

Empty asphalt road and sun rising at skyline

祓いはまた、
「払い」につながっています。

「お金払い」の払いです。

お金が入ってくるのは行動の結果。
つまり、「結び」です。

お金を使わず(払わず)、
貯め込むとどうなるか。

結んで結んで
結びつづけることになり、

エネルギーが一切祓われないので
圧力が高まります。

そして、
エネルギーがひずんでしまうのです。

そのひずみによって、
運命はあるとき一気に暗転します。

エネルギーを
ゼロに戻そうとする働きが生まれるせいです。

それで、以前Iさんが体験したように、
トラブルや事故に見舞われるということも起こり得ます。

もちろん祓いが起これば、
そのあとに結びが起きますから、
「結果オーライ」になることも多々あります。

しかし、随時お金を使っていけば、
無駄なアクシデントを起こさず順調な人生を歩めるのです。

自分のスキルや時間、
才能、お金などを世の中に還元することは、
「開く」行為であり、祓うこと。

だから、
お金を社会に還元すればするほど
結びが起き、また入ってくる。

そうすると、
さらに多くを還元できるので、
より多く入ってくる。

この喜ばしい循環が起きるのは、
当然のことなのです。

とはいえ、
当然ながらお金は使うと減ってしまいます。

だから、自分からすすんで
損をしたいと思う人はいないでしょう。

なぜか人は、
自分が持っているものを
手放すことにためらいを感じるものです。

とくにお金にはその傾向が強くあります。

その心理の裏にあるもの、
それは「もう入ってこないのではないか」という恐怖です。

成功するためには、ここで、

「どうせ、また入ってくる」

と思えるかどうかが
問われているといっていいかもしれません。

逆説的ですが、
損をする覚悟があると、
自動的に得がついてくるのです。

もちろん、
実際に損をすることを
奨励するわけではありません。

ただ、「損をしてもいい」という立ち位置で
自分のやりたいことのために行動し、お金を払っていく。

こうすれば、うまくしたもので
最終的には損をすることはありません。

これは、確実にいえることです。

もっといえば、
損を覚悟すれば、
得をしないほうがむずかしいのです。

なぜそういえるかというと、
「いいこと」と「悪いこと」は、
お札の裏表のようにワンセットだからです。

当たり前のことですが、
お札の表面だけを受け取るわけにはいきません。

当然、裏面もついてきます。
現実も同じです。

人は「いいこと」だけ起こってほしいと思いますが、
現実ではどちらか一方だけ起こることはあり得ません。

いいことも悪いことも
引き受ける覚悟をしなければ、
欲しいものは手に入らないのです。

吉凶どちらの出来事も起きるのが人生なのに、

「損は嫌だ。得だけしたい」

というのは無理な話。

冷静になって、
私たちのいる4次元を俯瞰すると、

「正」もあれば
「負」もあることが理解できるはずです。

長い目で見てみると、「悪いこと」がのちに
「いいこと」に転じる場合もあれば、その逆もあります。

物事の吉凶はすぐには判断できません。

だから、いいことも悪いことも祓って、
かぎりなく「空」に近づいていく。

結局はこれが
新たな結びを起こすための最短ルートなのです。

(次回に続く)


和の成功法則

あなたの人生に奇跡をもたらす 和の成功法則

著者 : 大野靖志(本名 : 小野寺潤)

宮城県生まれ。早稲田大学商学部卒。
ユダヤ教をはじめ世界各国の宗教と民間伝承を研究後、白川神道、
言霊布斗麻邇の行を通じ、新たな世界観に目覚める。

現在は、多彩な執筆活動と並行して、一般社団法人白川学館理事、
ラボラトリオ株式会社代表取締役、neten株式会社顧問を務め、
日本と米国に意識変容のためのデジタル技術を普及すべく、
東京と山梨を拠点に、さまざまなプロジェクトに力を入れている。

大野靖志(おおの・やすし)として著書『成功の秘密にアクセスできるギャラクシー・コード』
『あなたの人生に奇跡をもたらす 和の成功法則』
『願いをかなえるお清めCDブック』(サンマーク出版)、
『とほかみえみため~神につながる究極のことだま~』(和器出版)などがある。

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