「公」で生きると「私」の成功も自動的についてくる理由とは? | 書籍「和の成功法則」(その27)

こんにちは、
Element編集部です。

これまで書籍
あなたの人生に奇跡をもたらす 和の成功法則
から一部抜粋して

祓い・鎮魂・言霊といった
和の成功法則の真髄をご紹介してきました。

いよいよ今回からは、
「使命を見つけ、真の成功者になる方法」をテーマにした
最終章に突入します。

前回までの記事は、
個人の成功にフォーカスして
様々な方法をお伝えしてきました。

けれども、今回からは
「公(おおやけ)」に視点を上げて

真の成功者となるために、
大切なことをお伝えします。

「公」を辞書で引くと、

“個人の立場を離れて全体にかかわること。社会。公共。世間。”

と意味が出てきます。

「公のために尽くす」

という用例があるように、
「公」は「私」の対義語のように
理解されている人も多いと思います。

けれども、
真の成功者がもつ「公」の視点
そうではありません。

「自分が成功していないのに・・」

「人のためなんてとても・・」

「公のために生きるなんて、きれいごとに過ぎない」

そんな意見や不安もあるかもしれません。

 

しかし、
「公」の視点で生きることで、
五次元につながりやすくなります。

五次元とは、
四次元という現実を創る
「言霊が発動する場」

つまり「公」で生きると、
「私」の成功も自動的についてくるのです。

今回の記事では、
その理由を詳しくお伝えします。
ぜひ最後までお読みください。

 

この記事は、datumグループで
白川学館の理事やラボラトリオ株式会社の
取締役を務める小野寺潤が

大野靖志名義で世に出した
あなたの人生に奇跡をもたらす 和の成功法則」(サンマーク出版)から一部を抜粋してご紹介するものです。

書籍には神道で継承されてきた
数々の祓詞のなかで、

もっとも祓いの力を発揮する
4つの祓詞を収録した「祓詞CD」が付属しています。

ぜひ、書籍版を手にとって
その効果を体感してみてください。

本当の成功者は誰か?

Leather texture with lights looking like a stage

これまで私たちは、成功は

つかみとるもの
がんばって手に入れるもの

だと教えられてきました。

しかし、
その力みや思い込みは不要なもの。

だから、祓ってしまえばいい。

すると、
成功することが
当たり前の世界が広がっています。

何があってもなんとかなるし、
どうせ成功するとわかっている。
楽に生きられる

そんな世界です。

そんな成功者とは、
どんな人なのでしょうか?

真の成功者とは、
「公」の視点で生きられる人です。

「公」の視点とは、
「自分以外の人」や「世の中」を
おもんぱかる立場、
相手を尊重する立場のことです。

では、
「公」のために生きるとは
どういうことか。

具体的には、自分ではなく、
まず人にも満足してもらうことです。

相手も自分も
利益を得るにはどうすればいいか、

自分が得た利益をどのように活用したら、
社会に還元できるか。

そんな視点をもつ人こそが、
本当の成功者です。

「公」の視点に立つためには、
私たちが普段行き来している
「意識の階層」の概念が役立ちます。

つぎの一覧を見てください。

第一階層……1次元 体、私 -- 点

第二階層……2次元 情、他者 -- 線

第三階層……3次元 魂、仲間(家族・社員など) -- 面

第四階層……4次元 霊、社会 -- 空間

第五階層……5次元 神、宇宙 -- 宇宙

神道では、
私たちの意識 (思考)状態には、
この五階層があると考えています。

意識のもち方によって、
つながる階層や影響を及ぼせる次元が変わってくるのです。

「私」の視点でいるときは、
第一階層(自分)と第二階層(相手)だけに
とらわれている状態です。

「公」の視点に立つと、
4次元から5次元の階層へと一気に上がります。

そして、
及ぼす影響の範囲と
インパクトがまったく変わってきます。

日ごろ私たちは、
自分自身や、自分と関わる相手のことを
考えながら行動しています。

これは、
第一階層と第二階層を
行ったり来たりしている状態です。

第二階層までは、
自分自身の快楽と感情を満足させる段階。

第三階層より上に行くと、
「世のため人のため」という意識に移ります。

そして、
自分自身も含めたすべてを俯瞰するのが、
第五階層の視点です。

第五階層に立つと、
自分の置かれている状況の全貌がわかり、

それまでとはまったく違った観点から
現実を見られるようになります。

自分と他者、自分と周囲の関係を
包括的に見られる監督的な視点です。

これが「公」の視点であり、
つきつめていくと「神」の視点になります。

逆に、
「公」の視点を意識して生きていると、
自然に第五階層に移動します。

そして、
意識が第五階層に移動すると、
5次元とつながりやすくなります。

そのためにも
「公」の視点で生きようとすることが重要になるのです。

「公」で生きると「私」の成功も自動的についてくる

business team, businesspeople  group walking at modern bright office interior

「公」で生きると「私」の成功も自動的についてくる

自分が成功していないのに、人のためなんておこがましい」
「「公」のために生きるなんて、きれいごとに過ぎない

という意見もあるかもしれません。

しかし、
「公」の立場で生きたほうが、

結果的に早く
願いをかなえることができるのです。

「公」がかなえば「私」がかなうし、
おまけのように、
自分自身の望みは満たされるのです。

なぜかというと、
「公」の視点に立つことで、
まったく違った立ち位置から
行動できるようになるからです。

「公」の視点で可能になる立ち位置とは、
どんなものでしょう?

「私」の視点でいる限り、
常に誰かと戦い、競争しなければなりません。

「私、はこうしたい」
「私、はこれが欲しい」

と言っていると、
永遠に誰かと自分を比べたり、
人に勝とうとしたりしなければいけません。

いつまでも「自分」から自由になれないのです。

しかし、「私」を越えて
「公」の視点に立つと、視界が変わってきます。

自分ひとりではなく、
他者とのかかわりの中で
成功することを考えるようになります。

気がつくと、
それまでとらわれていた比較や競争、
不安から抜け出せています。

ライバルが何億円稼いでいようと、
嫉妬や競争心に惑わされることはありません。

また、他者に勝たなければ
という焦りがなくなり、
自分自身の意志に集中できます。

視座がガラッと変わることで、
よりパワフルになれるし、
行動パターンも変わってきます。

当然、得られる結果も変わってきます。

さらに、
「公」の立場で生きることで、
第五階層(5次元)につながりやすくなります。

つまり、成功しやすくなるということです。

「公」のために生きるというと、
「自分を捨てて人に奉仕しなければ」と
捉える方も多いかもしれません。

しかし、本当の「公」とは、
「自分自身も含む全体」という意味です。

だから、
自分も満足させつつ、
人にも満足してもらう。

これが目的なのです。

「小欲」をもてない人間は、
「大欲」ももてないともいいます。

つまり、
自分自身のために生きなければ、
人のために何かしようという
気持ちにもなれないというわけです。

確かに、自分が成功しないで、
人の成功のために生きるのは、ちぐはぐな話です。

 

(次回に続く)


和の成功法則

あなたの人生に奇跡をもたらす 和の成功法則

著者 : 大野靖志(本名 : 小野寺潤)

宮城県生まれ。早稲田大学商学部卒。
ユダヤ教をはじめ世界各国の宗教と民間伝承を研究後、白川神道、
言霊布斗麻邇の行を通じ、新たな世界観に目覚める。

現在は、多彩な執筆活動と並行して、一般社団法人白川学館理事、
ラボラトリオ株式会社代表取締役、neten株式会社顧問を務め、
日本と米国に意識変容のためのデジタル技術を普及すべく、
東京と山梨を拠点に、さまざまなプロジェクトに力を入れている。

大野靖志(おおの・やすし)として著書『成功の秘密にアクセスできるギャラクシー・コード』
『あなたの人生に奇跡をもたらす 和の成功法則』
『願いをかなえるお清めCDブック』(サンマーク出版)、
『とほかみえみため~神につながる究極のことだま~』(和器出版)などがある。

関連記事

    Ranking月間人気記事ランキング

    ELEMENTライン