伯家神道の継承者が明かした「鎮魂の極意」とは?

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こんにちは、
ELEMENT編集部です。

 

伯家神道の継承者であり、
日本古来の哲学や祭祀の世界と現代の宇宙物理学や量子論、
量子場脳理論といったまったく異なる分野を
統合した視点で探求し続けてきた七澤賢治。

 

今回は、
そんな稀代の研究者が残した言葉を収めた

七澤賢治講話集「祓い・鎮魂・言霊」(和器出版)

の中から、珠玉のことばを引用しながら、
人生に活かすヒントを解説いたします。

 

今回は、
七澤賢治講話選集「鎮魂」から

「鎮魂の極意」

を語った七澤賢治の言葉をご紹介します。


ぜひ詳細をご確認ください。

 

*鎮魂法とは?

5つの魂を鎮める日本古来の瞑想法です。
平安時代の書物「令義解(りょうのぎげ)」でも官僚や貴族のための魂の修練法として記されています。

自分に戻すということが鎮魂の極意

Back view of businesswoman working with modern virtual technologies-3

*七澤賢治講話集2「鎮魂」120ページより抜粋引用

 

鎮魂の極意とは、
さまざまな概念や装置や知恵など、
あらゆるものを使って

我(われ)に還る道を求めよ

というところに落ち着くことになるんですね。

 

我が神であろうが、なんであろうが、
そのときそのときの境地で
自分に還るということを目指す、

それができることが、
いちばんの喜びなんですね。

 

自分の心がどこかに行ってしまって、
心ここにあらずの状態のとき、

自分に戻すということが鎮魂
鎮魂祭のじつは極意なわけです。

 

(七澤賢治講話集2「鎮魂」120ページより抜粋引用)

鎮魂

古来、主に宗教的文脈でとらえられてきた概念に現代の最先端科学を接続させ、現代に生きる私たちにこそ活かされるべき実践の知として蘇らせた著者、七澤賢治氏が、「鎮魂」の現代的意義を求めて、新たな探求の旅をめぐります。

 

著者紹介

七澤賢治

1947年山梨県甲府市に生まれ。1978年大正大学大学院文学研究科博士課程修了(宗教学)。2010年白川伯王家伝の継承者として「一般社団法人白川学館」を創設。著書に『龍宮の乙姫と浦島太郎』(小笠原孝次氏との共著 和器出版 2017年)など多数。

現代に必要な「いつでも自分に戻る」方法

Shanghai at night, China

七澤賢治の言葉はいかがでしたでしょうか?

 

「自分に戻す」ことが鎮魂。
つまり、魂が鎮まっている状態です。

反対に「心ここにあらず」の状態は、
魂が鎮まっていないことを表します。

 

気になるもの、最近流行っているもの、
日常の悩みや苦痛、将来への不安など
さまざまな思考や感情で
心がいっぱいになり

囚われてしまうと
「心ここにあらず」の状態になってしまいます。

 

だからこそ、
日本古来の瞑想法である鎮魂や
マインドフルネスなどでは

心の囚われを認めて、解き放ち
「今ここ」に生きている感覚を取り戻すことが
最初のステップになります。

 

情報が氾濫し、
心が休まる時がない現代において

このように、
「自分に戻す」ことができる技術

自分らしく、より良く生きるために
ますます必要になっているのです。

 

ということで今回は、
鎮魂し「私に戻った」先にある、

私らしい、
より良い生き方をするための
ヒントが詰まった記事をご紹介します。

 

ちょっと長いですが、
datum houseでお伝えしている「和の叡智」を
実生活に活かす方法をまとめています。

 

ぜひお読みください。

 

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