なぜ言葉には力があるのか? | とほかみえみため〜神につながる究極のことだま〜 (その4)

言葉の力

こんにちは、Element編集部です。

前回の記事では、
『とほかみえみため〜神につながる究極のことだま〜』から

時空を超える「ことだま」によって
未来を先取りする仕組みを詳しくお伝えしました。

今回の記事では、
このように言葉が現実を生み出す力の秘密

日本語の一音一音の周波数と
地球と宇宙の関係から紐解きます。

「言葉は神である」という
古からの教えを検証すると、
現代の科学に驚くほど合致していました。

言葉の持つ
「物事を現実化させる力」。

古代人が
言葉の響きに感じていたものは、

彼らが神と名付けた
宇宙そのものの振動だったのです。

言葉になる前の言葉の姿「言霊(ことだま)」。

その真理をぜひ今回の記事でご確認ください。


この記事は、datumグループで白川学館の理事やラボラトリオ株式会社の取締役を務める小野寺潤が大野靖志名義で世に出した「とほかみえみため〜神につながる究極のことだま〜」(和器出版)から一部を抜粋してご紹介するものです。
書籍には特別付録『「とほかみえみため」を唱える者の心構え10箇条』を掲載しています。
ぜひ、書籍版も手にとって「とほかみえみため」の極意を掴んでください。

なぜ言葉には力があるのか

blue sky and sun-3

言葉が発声される背景には、
その言葉を発声しようという
意志が存在します。

つまり、
いきなり口から言葉が出てくるわけではなく、

まずある種の意図があり、
発声の意志があり、
それが音になって出てくるというわけです。

この辺は当たり前すぎて、
普通は素通りされてしまうプロセスです。

けれども、
そうした当たり前の中にこそ
真理があることを見逃してはなりません。

耳に聞こえる言葉には、
音として具現化する前の
多様なプロセスが潜んでいます。

とりわけここでお伝えしたいことは、
言葉には音になる直前の姿があるということです。

では、音になる直前の言葉の姿とは何でしょうか。

一般的には、
そうした目に見えず音にも聞こえない存在を
「霊」と呼びます。が、

言霊学の世界では、
その「音になる直前の言葉の姿」を
「ことだま」と呼ぶのです。

そのような意味において、
表現の仕方は違えど、言葉も「ことだま」も
結局は、同じ五十音を示している
という見方ができるのです。

ですから、言葉に気をつけるとは、
言葉の前に存在する
「ことだま」に気をつけることを意味します。

よって、「ことだま」に気をつけると、
言葉の使い方も、言葉がもたらす現象も、
後悔のないものになるということになります。

ここのあたりのことは、
ふだん馴染みのないことだけに、
少し紛らわしく感じられるかもしれませんが、
ここでは気にせずに読み進めてください。

言の葉の誠の道

Illustration of magic opened book covered with grass, compass, tree and stoned way on woody floor, balcony. Fantasy world, imaginary view. Book, tree of life, right way concept. Original screensaver.-1

さて、私たちが普段話している日本語には、
清音、濁音、半濁音、拗音など
いくつかの区分けがありますが、
その元になるのはやはり五十音です。

五十音といえば音図ですが、
小学校の時に習ったその図を思い浮かべてみてください。

右側の縦に「あいうえお」があり、
音図の上段に「あかさたなはまやらわ」と並んでいます。

普通の認識では、
ただ言葉というものを五つの母音に合わせて並べただけ
という印象かもしれません。

しかし、実はその一音一音に
とてつもない秘密があると知ったらどうでしょうか。

古代の人々が言葉に
物事を現実化させる力があると考えていたのは、

そこに何らかの裏付けが
あったからに違いありません。

その裏付けとは一体何だったのでしょうか。

明治時代、昭憲皇太后の家系である一条家に、
和歌三十一文字の心得として
「言の葉の誠の道」という教えがありました。

その教えはのちに、
山腰明将氏により言霊学として確立されます。

その言霊学とは、
「言葉とは何か」を教えるものでした。

そこに先ほどの答えが出ているのです。

つまり、「言葉は神である」ということです。

より具体的には
「日本語の一音一音は、古事記に登場する神である」
ということになります。

とすれば、言葉は神だから、
言葉が実現するのは当たり前ということになります。

おそらく古代の人々は、
頭で考えるというより、

体の感覚としてそのことを感じ、
また実践していたのでしょう。

もし、この教えが現代の日本に残っていたら、
私たちは物やお金よりも、言葉を大事にし、

人や自然を傷つけるのをやめ、
今よりもっと豊かな社会を築いていたかもしれません。

言葉の響きは「宇宙の振動」

Planet Earth with appearing sunbeam light. Elements of this image are furnished by NASA-3

そこで、先ほどの
「言葉は神である」という教えを検証してみますと、

現代の科学に驚くほど
合致していることがわかりました。

検証の仕方はこうです。

「日本語の一音一音をそれぞれ周波数と見た場合、
地球や宇宙のそれとどんな関わりがあるのか」

それを見つけ出そうということです。

発見までの過程については
長くなるので割愛しますが、
そこで出た結論は目を見張るものでした。

まさに「言葉は神である」を
裏付けるような数値が出たのです。

日本語の五十音図には、
縦に「あいうえお」という母音があり、
横に「かさたなはまやらわ」という音があります。

それを「KSTNHMYRW」というローマ字にすると、
すべての音は、縦と横の組み合わせだということがわかります。

たとえば、「た」という言葉は、
「T」と「A」の組み合わせだと理解できます。

つまり、「T」+「A」「TA」=「た」というように。

この時に「T」をお父さん、
「A」をお母さんとすると、

「TA」はその子供
ということになります。

これを少し専門的に表現すると、
「T」は父韻、「A」は母音、
そして子供の「TA」は子音となります。

そこで、「AIUEO(あいうえお)」と
「KSTNHMYRW」のそれぞれの周波数を分析してみると、
意外なことが判明しました。

母音「AIUEO」は
地球の五行「木火土金水」の周波数

そして父韻「KSTNHMYRW」は、
太陽系の各惑星の周波数と合致したのです。

古代の人々は、
かつて地球の五行を国津神と見立て、

宇宙に広がる星々を
天津神として崇めてきました。

一方、現代人の多くは、
それを非科学的な信仰ととらえ、
それ以上見向きもしません。

けれども、古代人が
言葉の響きに感じていたものは、

実際に彼らが神と名付けた
宇宙そのものの振動だったのです。

つまり、言葉は神であったということです。

その教えこそ、言霊学、
そして白川伯王家が歴代の天皇家に伝えてきた
十種神宝御法の中心にあるものでした。

『新約聖書』にもこう書かれています。

「はじめに言葉ありき。言葉は神と共にあり、言葉は神であった」と。

インドの聖典『ヴェーダ』にも
「言葉は最高のブラフマンであった」
という記述があります。

(次回に続く)


 

とほかみえみため~神につながる究極のことだま~書籍

とほかみえみため〜神につながる究極のことだま〜
著者 : 大野靖志(本名 : 小野寺潤)

宮城県生まれ。早稲田大学商学部卒。
ユダヤ教をはじめ世界各国の宗教と民間伝承を研究後、白川神道、言霊布斗麻邇の行を通じ、新たな世界観に目覚める。

現在は、多彩な執筆活動と並行して、一般社団法人白川学館理事、ラボラトリオ株式会社代表取締役、neten株式会社顧問を務め、日本と米国に意識変容のためのデジタル技術を普及すべく、東京と山梨を拠点に、さまざまなプロジェクトに力を入れている。

大野靖志(おおの・やすし)として著書『成功の秘密にアクセスできるギャラクシー・コード』『あなたの人生に奇跡をもたらす 和の成功法則』『願いをかなえるお清めCDブック』(サンマーク出版)、『とほかみえみため~神につながる究極のことだま~』『「とほかみえみため」はなぜ奇跡を起こすのか?』(和器出版)などがある。

 

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