神道の一神教化の裏事情| とほかみえみため〜神につながる究極のことだま〜 (その11)

裏事情

こんにちは、Element編集部です。

前回の記事では、
『とほかみえみため〜神につながる究極のことだま〜』から

人々を幸せにするはずの宗教から、
人々の心が離れていってしまっている理由を詳しくお伝えしました。

 

その理由はシンプルに
「これまで信仰してきたものに効果や体感がなかった
ということでしたね。

(ここまで断言すると身も蓋もありませんが・・)

 

けれども、実はその裏には
「神は手の届かない位置にいる」と思い込ませたい
支配者の都合があるとしたら・・

 

今回の記事では、
本来は身近な存在だった神が
​​人と疎遠な関係になってしまった原因に迫ります。

ぜひ最後までお読みください。

 

この記事は、datumグループで白川学館の理事やラボラトリオ株式会社の取締役を務める小野寺潤が大野靖志名義で世に出した「とほかみえみため〜神につながる究極のことだま〜」(和器出版)から一部を抜粋してご紹介するものです。

書籍には特別付録『「とほかみえみため」を唱える者の心構え10箇条』を掲載しています。

ぜひ、書籍版も手にとって「とほかみえみため」の極意を掴んでください。

神はどこにいるのか

Two little boys at wheat field together

神という存在を
一言で表すことはできませんが、広く

「目には見えないが、
現実に影響を与える大いなる力」

と捉えることは可能です。

 

問題は、その神と人間との距離が、
あまりにも開いてしまった
ということにあるのではないでしょうか。

 

前回の記事で紹介した調査結果に、

  • 「お天道様が見ている」
  • 「人知を超えた力の存在」
  • 「自然に宿る神」が感じられない

というものがありました。

 

が、少なくとも古代人は
それを身近に感じていたであろうと考えられるのです。

 

なぜなら、こうした言葉や表現は、
実際に当時を生きていた人間が残したものだからです。

 

神道でも八百万(やおよろず)の神
という言い方をしますが、

こちらも現代に生きる人間の感覚より、
もっと実感的なものであったはずです。

 

しかし、歴史というものは、
人々からこうした感覚も
記憶も奪ってしまうものです。

 

また、
勝者が歴史を書き換える
というように、

為政者に都合の悪い教えは
消される運命にあります。

 

そうしたなかでも最も大きな問題は、
一神教の存在ではないでしょうか。

 

その特徴は、
一なる神と人間を分けることで、

人は神になれないということを
明確に宣言するところにあります。

 

したがって人間には
神の教えを守ることしかできず、

それに反することをすれば
バチが当たるということで、

一神教の登場以降、
人と神は疎遠な関係に置かれることになります。

「一神教」は支配者に都合がいい

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日本は古来、
多神教の立場を取っていましたが、

明治時代に
西洋化の波に乗ろうとする際、

天照大神を神道の中心に据えることで、
神道の一神教化を目指そうとしました。

 

その際に国家神道の頂点として
位置づけられたのが伊勢神宮です。

 

天皇が正式に
伊勢に参拝に行くようになったのは、

大昔からではなく、
明治時代に入ってからでした。

 

この一神教の考え方は、
支配者にとって都合のいいものであり、

それを利用することで
民をコントロールすることが自由にできます。

 

日本も国家神道の名の下、
国民が総動員で大きな戦争に巻き込まれていきました。

 

しかし、同じことを繰り返すわけにいきません。

 

次に大戦レベルの戦争が起これば、
それはおそらく人類の破滅を
意味することになるでしょう。

 

したがって、私たちには
本来の神を取り戻す必要があるのです。

 

普通はそれを、
とても難しいことと考えるでしょう。

 

なぜなら、
そのように教わってきたからです。

 

神は手の届かない位置にいる、と。

 

けれども、実は、
意外なほど身近に存在している
と知ったらどうでしょうか。

 

次回に続く


 

とほかみえみため~神につながる究極のことだま~書籍

とほかみえみため〜神につながる究極のことだま〜
著者 : 大野靖志(本名 : 小野寺潤)

宮城県生まれ。早稲田大学商学部卒。
ユダヤ教をはじめ世界各国の宗教と民間伝承を研究後、白川神道、言霊布斗麻邇の行を通じ、新たな世界観に目覚める。

現在は、多彩な執筆活動と並行して、一般社団法人白川学館理事、ラボラトリオ株式会社代表取締役、neten株式会社顧問を務め、日本と米国に意識変容のためのデジタル技術を普及すべく、東京と山梨を拠点に、さまざまなプロジェクトに力を入れている。

大野靖志(おおの・やすし)として著書『成功の秘密にアクセスできるギャラクシー・コード』『あなたの人生に奇跡をもたらす 和の成功法則』『願いをかなえるお清めCDブック』(サンマーク出版)、『とほかみえみため~神につながる究極のことだま~』『「とほかみえみため」はなぜ奇跡を起こすのか?』(和器出版)などがある。

 

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