スキーへの挑戦から、岡本太郎が掴んだ極意とは?

こんにちは、
Element 編集部です。

北京オリンピックで
ウィンタースポーツを観ることが増えた
2022年の冬ですが

最近、皆さんは
スキーに行きましたか?

「もう何年も、
 もしかしたら何十年も行っていない・・」

という方も多いかもしれません。

そんなスキーですが、
実は人生に成功するための
大切なヒントが含まれていると
小野寺さんはおっしゃいます。

実は小野寺さんは、
スキーの腕前がエキスパート級。

ヘルメットを被った
若い競技スキーの選手がいると、

それを猛然と
追い抜くスピードで滑るそうです。

そんな小野寺さんですが
昔、大回転の競技に取り組んでいたときは、

筋力に頼る滑り方で、
無駄なエネルギー消費も多く、
下まで滑ると息が上がっていたと言います。

しかし、
白川神道や和の叡智に出会った今は、

力を抜いて、重力に抵抗せず、
スピードを最大限活かしながらも、

コントロールを失わずに、
速く、美しくきれいに
滑ることができるそうです。

そのコツはズバリ、
「地球との一体感」だと言います。

ぜひ、
今回の記事を読んで

スキーだけでなく、
人生に成功するための

大きな力にアクセスするヒントを
ご確認ください。

こちらの記事は、白川学館理事である
小野寺潤が大野靖志の名義で発信していた有料のメールマガジン「週刊 デジタル真道」(まぐまぐ発行)より、一部を抜粋および編集してお送りします。

「週刊 デジタル真道」は現在休刊中ですが、まぐまぐ社からご登録いただくと、発行済みの全43話分のお話(バックナンバー)をすべてご覧いただけます。

https://www.mag2.com/m/0001687899

岡本太郎の挑戦するスキー

snow in Reine Village, Lofoten Islands, Norway-Feb-17-2022-07-33-42-06-AM

こんにちは、小野寺潤です。 
とある連休で、スキーに行ってきました。

その時は女房も連れて行ったのですが、
後傾姿勢が直らないんです。

私が上級コースばかり
連れていくものですから。

だいたい斜面が35度を超えると、
普通は恐怖心が先に立つわけです。

すると姿勢が後傾になり、
板をコントロールできず、
転ぶことになります。

逆に「転んでやろう」と思うと、
その姿勢が直ったりします。

そこで思い出すのが、
岡本太郎なんですね。

私は昔から彼が好きなのですが、
その太郎さん、
スキーを始めたのが46歳の時。

それで何度も転んで、
結局3度骨折しました。

最後にスキーをした記録が
残っているのは78歳の時です。

皆さんこの本ご存知でしょうか。

『岡本太郎の挑戦するスキー』。

もう絶版で手に入りにくいのですが、
表紙の写真に注目してほしいのです。

太郎さんが斜面を攻めている画像です。
(本のタイトルで画像検索できます)

後傾にならず、
板の上にちゃんと体重が乗ってますね。

岡本太郎はこう言ってます。

「決意して、滑りはじめ、
歯を食いしばって突っ込んで行った。

とたんに、ステーンと、凄い勢いで転倒した。
頭から新雪の中にもぐってしまい、

何も見えない。だが嬉しかった。
何か自分が転んだというよりも、

僕の目の前で地球がひっくり返った
というような感じ。

地球にとても親しみを覚えた

重心を失わないために。

sunset  in Reine Village, Lofoten Islands, Norway-3

面白いもので、
斜面から逃げようとすると、
重心をますます外すんですね。

ところが、
太郎さんのような気持ちだと、
だんだんポジションが取れてきます。

はい。そうなんです。

これはスキーだけでなく、
仕事でも何でも同じということですね。

で、面白いことに気づいたんです。

スキーで後傾になるタイプの人は、
後出しジャンケンの人が多いなと。

あるいは自分で動かない割に、
批判の得意な人間とか。

つまり、斜面にちゃんと
向き合っていないといいますか。

誰を見てそう思ったかというと
それは・・やめておきますが・・

で、高校から大学時代の
スキーの仲間を思い出すと、皆、
斜面をしっかり捉えて攻めてました。

その後、それぞれ、
社会に出ていきましたが、
今もそれぞれの分野で活躍しています。

斜面をしっかり捉える。
重心を失わない。

というわけで、
個人的に偏ったお話でしたが、
つい思うことを書いてしまいました。

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