第7章 魔法の三角形に秘められた階層性 | 「とほかみえみため」はなぜ奇跡を起こすのか?(その8)

秘密

こんにちは、Element編集部です。

前回の記事では、
『とほかみえみため』はなぜ奇跡を起こすのか?」から

願いを叶える魔法の三角形
現代版の解釈について詳しくお伝えしました。

 

古代の最高神官だけが知っていた魔法の三角形
それは「イデア→精神→物質」でした。

 

しかし現代では
「情報→精神→物質」として解釈することで、

効率的に
現実を変えることができることをお伝えしました。

 

ではなぜ、
「情報→精神→物質」という順番が大切なのでしょうか?

 

そこには、
「高次元の存在」が「低次元の存在」に姿を変える
階層性の理解が必要になってきます。

 

この階層の違いと
各次元の特徴がわかれば、

現実を変えるのに、
何の力も要らないこと、

 

いやむしろ、
「力を入れるから現実が変わらない」
ということに気がつくことでしょう。

 

ぜひ最後までお読みください。

 

この記事は、datumグループで白川学館の理事やラボラトリオ株式会社の取締役を務める小野寺潤が大野靖志名義で世に出した「『とほかみえみため』はなぜ奇跡を起こすのか?」(和器出版)から一部を抜粋してご紹介するものです。

書籍には付録『ロゴストロンシステム概念図』を掲載しています。

ぜひ、書籍版も手にとって「とほかみえみため」が奇跡を起こすための設計図を手に入れてください。

「高次元」の情報と「低次元」の物質

Train moving fast in tunnel-1

ここからまた別の視点で、
三角形の「情報→エネルギー→物質」について論じてみたいと思います。

 

表記上、
「情報→エネルギー→物質」と書くと、

横一列といいますか、
直線的に展開しているように見えますが、
全くそうではありません。

 

この3つは、
それぞれ存在する階層が異なるのです。

言い方を変えれば、
次元が異なるということです。

 

情報の側を高次元とすれば、
物質は低次元となります。

 

いわば、高次元の存在が次元の階段を下りて、
低次元の存在に姿を変えるということになりましょうか。

 

宇宙的な視野で見ますと、
形があるものほど次元が低く、
時間や空間に左右されるわけです。

 

一方、「イデア」のところでお話ししたように、
「時空を超えた永遠の実在」とは、いわば高次元の存在であり、
そこからあらゆる低次元の物質が生まれる、ということになります。

 

ですから、一般社会に生きる多くの人たちは、
物々交換のように、物で物を変えようとしますが、

三角形の法則を知る人は、
先に情報を変えることから始めます。

 

つまりこういうことです。

 

物質の次元で勝負しようとすると、
そこには途方もない力が必要だったりします。

 

けれども、情報の次元から
下位の次元に影響を落とし込む場合、
そこには何の力も要りません。

 

なぜなら、情報を変えるだけだからです。

 

むしろ力が入るようでは、
次元が落ちてしまうとすら言えます。

 

そもそもが「時空を超えた永遠の実在」ですから、
力はおろか、重さも熱もあってはならないのです。

 

こんなことを言うと、
かえって力が入ってしまうかもしれませんが、

とにかく「情報→エネルギー→物質」の3つは、
それぞれ階層が違うということをしっかり認識してください。

間違いだらけの「イデア」の解釈

Hand drawing image of businessman. Business challenge

ではここで、
古代の最高神官だけが知っていた魔法の三角形を、
なぜ私たちが知っているのかについてお話しします。

 

実は今ここでお話しした物質化のメカニズムは、
白川神道の高等神事第一種から第三種の内容でもあるのです。

 

見ようによっては、
人類の長い歴史の中で失われたこの究極の教えが、

何らかの理由により、
白川にだけ残されたという捉え方もできます。

 

その白川の高等神事では
「情報→エネルギー→物質」
どのように表現しているかというと、

「太占(ふとまに)→布留部(ふるべ)→鎮霊(ちんれい)」

と命名しています。

 

「太占」とは「言霊」のこと。

 

布留部とは「振動」
鎮霊とは「結び」を意味します。

 

そう。
全く同じことを言っているということです。

 

ギリシア哲学における
「イデア→精神→物質」ですが、

その元にあったのは、
「太占→布留部→鎮霊」であったに違いありません。

 

問題は「イデア」の解釈にありました。

 

プラトンはそれを
「時空を超えた永遠の実在」

あるいは
「物事の原型」と見立てましたが、
それ以上のことはわからなかったのです。

 

その後もそれが正しく解明されることはなく、
現代では「アイディア」に混同されるまで次元を落としています。

 

一方、世界の名だたる幾つかの秘密結社は、
数霊や形霊を「イデア」に採用していますが、
それが誤りであることに未だ気づいていないようです。


次回につづく

 

※ご理解を深めていただくため、
まだ前著『とほかみえみため〜神につながる究極のことだま』をお読みでない方は、
併せてお読みいただくことをお勧めいたします。


『とほかみえみため〜神につながる究極のことだま』は、
一部を抜粋してdaum houseでも記事として公開しています。
気になる方はぜひ、こちらからお読みください。


とほかみえみためはなぜ奇跡を起こすのか

『とほかみえみため』はなぜ奇跡を起こすのか?

著者 : 大野靖志(本名 : 小野寺潤)

 

宮城県生まれ。早稲田大学商学部卒。

ユダヤ教をはじめ世界各国の宗教と民間伝承を研究後、白川神道、言霊布斗麻邇の行を通じ、新たな世界観に目覚める。

現在は、多彩な執筆活動と並行して、一般社団法人白川学館理事、ラボラトリオ株式会社代表取締役、neten株式会社顧問を務め、日本と米国に意識変容のためのデジタル技術を普及すべく、東京と山梨を拠点に、さまざまなプロジェクトに力を入れている。

大野靖志(おおの・やすし)として著書『成功の秘密にアクセスできるギャラクシー・コード』『あなたの人生に奇跡をもたらす 和の成功法則』『願いをかなえるお清めCDブック』(サンマーク出版)、『とほかみえみため~神につながる究極のことだま~』『「とほかみえみため」はなぜ奇跡を起こすのか?』(和器出版)などがある。

関連記事

    Ranking月間人気記事ランキング

    ELEMENTライン