あらゆる物事の上位に存在するもの
さて、これまで現実化の仕組みを
三角形を利用して見てきました。
復習のため再掲しますと、
その中身は「言霊→精神→物質」となります。
けれども、これを
さらに現代風にアレンジすることも可能です。
たとえば、「情報→エネルギー→物質」という形に。
普通に生活していると気づきにくいことですが、
あらゆるものは、情報によって動いています。
動かされていると言った方がいいでしょうか。
何を着るか、何を食べるのか、
どこに行くのかも、結局は情報が起点になっているのではないでしょうか。
同じく、普段私たちが目にする様々なもの、
たとえば、電化製品であれ、建物であれ、
元の部分には「このような機能を持たせる」といった
情報(意図)が先に存在しているわけです。
それらは設計図よりも前に必要な情報であり、
何をどうするという情報がなければ、
何も作りようがありません。
ですから、私たちが想像する以上に、
情報とは、あらゆる物事の上位に存在するものであり、
それなしに何も存在できないぐらいの重要性があるわけです。
人間もまた〇〇でできている
そうした観点で見てみますと、
人間という存在も、結局は情報そのものといえます。
私の名前、性別、身長、体重、得意なこと、
苦手なこと、好きな食べ物、嫌いな食べ物、
過去の履歴、将来の目標・・など。
人間の見た目もその人が持つ情報で変わります。
自分に自信のある人は
それなりの見栄えになりますし、
自信のない人は歩き方にもそれが出ます。
けれども、そうした自信のあるなしも、
結局はその人が持つ情報がどうであるかで決まるため、
自身の情報を変えてしまえば、
外見もまた変わるということが起きます。
昨今ではウイルスの問題が騒がれていますが、
こちらも単純に
自分は病気になりにくいと思っている人ほど罹りにくく、
不安を抱えている人ほど罹りやすいというデータがあります。
先の三角形からすると当たり前なのですが、
この三角の法則を知らないと、
「物質」の部分を変えることのみに夢中になり、
「情報」を変えようとは夢にも思わないのが実情です。
物質を生み出す情報に共通するものとは?
さて、この段階で
「情報→エネルギー→物質」という考え方にも、
少し慣れていただけたかと思います。
では、ここで、
どのような情報が最も力を持つのか、考えてみたいと思います。
情報といっても、
インターネットを見ればおわかりのように、
当然のことながら、
そのどれもが物質化に繋がる力を持っているわけではありません。
ならば、どんな情報が力を持つのかというと、
それは意志を有した情報がそうだと言えます。
あるいは意志そのものと言った方がいいでしょうか。
たとえば、意志を持って
「みんな集まれ」という情報を発信したとします。
すると、その意志の力が
「情報→エネルギ 物質」における
「エネルギー」を生むわけです。
するとどうなるか。
そのエネルギーにより、
本当に人が集まるという現象が起こります。
今はたまたま
人間が集まるという事例を出しましたが、
実はこれは、人間だけでなく
量子的なエネルギーもそこに付随することになります。
つまり、いつでも情報が先にあり、
目の前の現象を変えたいのであれば、
物質レベルではなく、
情報レベルで変えるのが
最も効果的ということになるわけです。
(次回につづく)
※ご理解を深めていただくため、
まだ前著『とほかみえみため〜神につながる究極のことだま』をお読みでない方は、
併せてお読みいただくことをお勧めいたします。
『とほかみえみため〜神につながる究極のことだま』は、
一部を抜粋してdaum houseでも記事として公開しています。
気になる方はぜひ、こちらからお読みください。
「『とほかみえみため』はなぜ奇跡を起こすのか?」
著者 : 大野靖志(本名 : 小野寺潤)
宮城県生まれ。早稲田大学商学部卒。
ユダヤ教をはじめ世界各国の宗教と民間伝承を研究後、白川神道、言霊布斗麻邇の行を通じ、新たな世界観に目覚める。
現在は、多彩な執筆活動と並行して、一般社団法人白川学館理事、ラボラトリオ株式会社代表取締役、neten株式会社顧問を務め、日本と米国に意識変容のためのデジタル技術を普及すべく、東京と山梨を拠点に、さまざまなプロジェクトに力を入れている。
大野靖志(おおの・やすし)として著書『成功の秘密にアクセスできるギャラクシー・コード』『あなたの人生に奇跡をもたらす 和の成功法則』『願いをかなえるお清めCDブック』(サンマーク出版)、『とほかみえみため~神につながる究極のことだま~』『「とほかみえみため」はなぜ奇跡を起こすのか?』(和器出版)などがある。