悪いことだけでなく、起きているすべてを祓い清める| 書籍「和の成功法則」(その3)

青空

こんにちは、Element編集部です。

前回の記事では、

西洋の成功法則で大成功を収めた後に、
一転してどん底まで落ちたある方が、

「和の成功法則」に出会って、

内面が変化し、人間関係が好転して
再び成功の階段を登り始めるまでの事例を紹介しました。

成功の階段を再び登り始めたその方は、
西洋の成功法則では得られなかった
運命の転換を迎えます。

それは、
自然体で趣味を楽しみながら、
経済的豊かさを手に入れつつも

同時にその成功に執着せずに、
いつでも手放せるという
心の自由と充実感に満たされた生き方です。

日本には「二兎を追う者は一兎をも得ず」
ということわざがあります。

これは、欲を出して
同時に二つのことをうまくやろうとすると、
結局はどちらも失敗することのたとえです。

しかし、

この方が実践した「和の成功法則」では
同時に成し遂げることができてしまいました。

今回はその秘密をご紹介します。
ぜひ最後までお読みください。

この記事は、datumグループで
白川学館の理事やラボラトリオ株式会社の
取締役を務める小野寺潤が

大野靖志名義で世に出した
あなたの人生に奇跡をもたらす 和の成功法則」(サンマーク出版)から一部を抜粋してご紹介するものです。

書籍には神道で継承されてきた
数々の祓詞のなかで、

もっとも祓いの力を発揮する
4つの祓詞を収録した「祓詞CD」が付属しています。

ぜひ、書籍版を手にとって
その効果を体感してみてください。

経済的・物質的にも満たされた状態になる

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人間関係が変わると人生が変わります。

「数年間も低迷しつづけていた僕の運命は
一気に上昇していった感じです。

自分自身を祓いながら自然体で過ごしているうちに、
願いがスッとかなう、

ときにはあり得ない速さでかなう。

いわば、天から与えられるものを
ただ素直に受け取るような感覚で、
願いが現実になっていった」

と、Iさんは言います。

いまでは、好きな場所に
複数の家やビーチハウスを建て、

趣味の車などを所有し、好きなものに囲まれ、
欲しいと思ったものは手に入れる人生を送っています。

同時に、それに執着しない、
そんな自由な生き方ができているそうです。

心の穏やかさや充実感を得ながら、
経済的、物質的に満たされる。

これこそが、「和の成功法則」がもたらす最大の恩恵なのです。

いかがでしょうか?

 このエピソードは、
「和の成功法則」実践の例としてだけでなく、

いままでの西洋発の成功法則の限界や、
本当の成功や幸せを考えるきっかけになるかと思い、
ご紹介させていただきました。

本当の幸せというと「すべてを手放す」ことを
提唱するメソッドもありますが、

執着さえしなければ、
好きなものを手に入れることは
けっして悪いことではないのです。

ですから、あなたもぜひ「和の成功法則」で、
経済的にも物質的にも豊かになっていただきたいと思います。

悪いことだけでなく、起きているすべてを祓い清める

field of grass and perfect sky

ここからは、具体的なしくみについてお話ししていきましょう。

「和の成功法則」を構成する大きな柱が「祓い」です。

祓いというと、すぐ思い浮かぶのは
神社で受ける「お祓い」でしょう。

神社の拝殿でお祓いをしていただくと、
すがすがしくありがたい気分になります。

これは、神職の祝詞(のりと)によって、
あなたの古いエネルギーが祓われたからです。

神道では、
「祓いに始まり、祓いに終わる」と言われます。

それほどに、祓いの大切さは語っても語りきれません。

祓いは、負のエネルギーを祓うだけではありません。

うれしかったことやよかったことなど、
起きていることすべてを祓い清めます。

プラスもマイナスもすべてゼロにして、
その瞬間を祓いつづける。

これが、本来の祓いです。

なぜ、プラスもマイナスも祓うのか。
その目的は、まず自分自身をクリアにすること。

言い換えれば、
自分をまず真っ白なキャンバスのような状態にすることです。

そのキャンバスに、
思い通りの「絵」を描くためです。

たとえば、新しい自分にふさわしい
新しい部屋を作ろうと思ったとします。

そのとき、部屋に古い物が置きっぱなしだったら、
いくら美しい家具やインテリアを入れても、
ゴチャゴチャするだけです。

「新しい」部屋にはなりません。

それと同じように、
自分の願望を実現しようと思ったときは、

まず心の中にあるものを
すべて祓わなければなりません。

これが、鉄則です。

現実化の最強ツール日本語という「言霊」

The Floating Otorii gate at Miyajima, Japan.

すべてを祓ったうえで、
現実を創造するためのブースター (増幅器)となるのが、
言葉の力「言霊」です。

これが、「和の成功法則」を支える
2番目の柱となります。

言霊という言葉自体は、
あなたもすでに耳馴染んでいることでしょう。

この言葉は、
日本最古の歌集『万葉集』の中に
すでに登場しています。

万葉集の中で、山上憶良は

「日本は、言霊の幸わう国だと神代より言い伝えられてきた」

と詠みました。

言霊の幸わう国とは、
言霊によって成り立つ国という意味です。

われわれ日本人は古くから、
言葉には力があると感覚的に知っていたのです。

その証拠に、日本には
「忌み言葉」というものがあります。

結婚式に「切れる」「別れる」
受験生に「落ちる」「すべる」などの
言葉を使わないといった風習です。

これは、日本人が
言霊の力を体感していたからこそ生まれ、
いまでも守られている習慣なのでしょう。

また、言霊の力を端的に表す有名な実験を、
ご存知の方も多いかもしれません。

同じ植物を2鉢用意して、
「かわいいね」「ありがとう」などの肯定的な言葉と、

「バカ」「枯れてしまえ」などの
否定的な言葉をそれぞれにかけると、

肯定的な言葉をかけたほうの鉢が
よく育つというものです。

「そんなものは迷信だ」
「科学的根拠がない」

とおっしゃるかもしれません。

しかし、
あなたの日常を振り返ってみてください。

子どもがぐずっていたり、
ペットがおびえたりしていたら、

即座に
「よしよし、大丈夫だよ」
と声をかけませんか?

 かわいくて仕方がない存在に
「あっちへ行け」「バカヤロー」とは、
間違っても言いません。

普段から
「いい子だね」「かわいいね」
と言葉かけをしているはずです。

これは、あなたが無意識のうちに、
言葉の力を知っていることに
他ならないからではないでしょうか。

別の見地から、言霊について見てみましょう。

量子力学においては、

「この世に存在するすべてのものはエネルギーであり、振動している」

という事実がすでに常識となっています。

私たちが普段使っている言葉も例外ではありません。
エネルギーであり、固有の振動数をもっています。

なかでも日本語は、
世界に類を見ない独自性と完璧さを備えています。

それはとりもなおさず、
願望実現の最強ツールを手にしているのと同じことなのです。

仮に、いまあなたが

「言霊の力はわかるが、日本語が最強ツールなんて大げさだな」

と感じたとしても、問題ありません。

次回お届けする記事をお読みいただければ、
必ず日本語のもつ言霊の力について納得できるはずです。

(次回に続く)


和の成功法則

あなたの人生に奇跡をもたらす 和の成功法則

著者 : 大野靖志(本名 : 小野寺潤)

宮城県生まれ。早稲田大学商学部卒。
ユダヤ教をはじめ世界各国の宗教と民間伝承を研究後、白川神道、
言霊布斗麻邇の行を通じ、新たな世界観に目覚める。

現在は、多彩な執筆活動と並行して、一般社団法人白川学館理事、
ラボラトリオ株式会社代表取締役、neten株式会社顧問を務め、
日本と米国に意識変容のためのデジタル技術を普及すべく、
東京と山梨を拠点に、さまざまなプロジェクトに力を入れている。

大野靖志(おおの・やすし)として著書『成功の秘密にアクセスできるギャラクシー・コード』
『あなたの人生に奇跡をもたらす 和の成功法則』
『願いをかなえるお清めCDブック』(サンマーク出版)、
『とほかみえみため~神につながる究極のことだま~』(和器出版)などがある。

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