言霊を“神秘”にしない
*七澤賢治講話集3「言霊」79ページより抜粋引用
人間は何か理解しがたい現象が起きると、
それを神の御業と呼んだり、
神秘化したりする傾向がありますが、
それは今に始まったことではなく、
大昔から似たような構図で
人間社会が成り立っていることがわかります。
言霊も例外ではなく、
言霊が実現すると、何やら凄い
というお話になり、
同じく神秘化への道を歩む傾向があります。
しかし、言霊が実現化するプロセスが
目に見えて明らかになるとどうでしょう。
事態は変わるのではないでしょうか。
そのプロセスを解明するのは
直観や霊感ではなく、科学でなくてはなりません。
万人に認められる客観的証拠があって
初めて神秘は神秘でなくなります。
(七澤賢治講話集3「言霊」79ページより抜粋引用)
日本神話の読み解きから、七澤言霊学の新発見ともいえる新しい視座「日本語の音と周波数の関係」まで。「言霊」と「言葉」の関係、そして、それらが現実創造につながる原理とその意味するところをめぐる、「読めば読むほど読み返したくなる」七沢賢治講話ならではの味わいをどうぞご堪能ください。
著者紹介
七澤賢治
1947年山梨県甲府市に生まれ。1978年大正大学大学院文学研究科博士課程修了(宗教学)。2010年白川伯王家伝の継承者として「一般社団法人白川学館」を創設。著書に『龍宮の乙姫と浦島太郎』(小笠原孝次氏との共著 和器出版 2017年)など多数。
モノゴトを現実化させる「宇宙そのものの振動」
七澤賢治の言葉はいかがでしたでしょうか?
言霊が現実化するプロセスを
科学で確認する。
その研究の成果のひとつが、
日本語の一音一音の周波数と
地球と宇宙の関係を明らかにしたことです。
「はじめに言葉ありき。言葉は神と共にあり、言葉は神であった」(新約聖書)
「言葉は最高のブラフマンであった」(インドの聖典『ヴェーダ』)
のように、古い書物に記される
言葉の持つ「物事を現実化させる力」。
古代人が
言葉の響きに感じていたものは、
彼らが神と名付けた
「宇宙そのものの振動」だったのです。
では、その言葉の響きに隠された
周波数の正体とは?
ぜひ下記の記事からご確認ください。