「中今」の時間の使い方
*七澤賢治講話集1「祓い」108ページより抜粋引用
今の時代に言うのは何ですが、
時空間を超えて、未然形の祓いもしますが、
過去も祓います。
この今でもって、
過去も未来も祓うことで、
中今が平・安・清・明な状態に保てるのです。
そういう時間の使い方をしているということです。
(七澤賢治講話集1「祓い」108ページより抜粋引用)
●古来、主に宗教的文脈でとらえられてきた「祓い」の力とはいったい何なのか?
●白川神道の継承者でもある著者が「祓い」の現代的意義を根源から問い直す。
著者紹介
七澤賢治
1947年山梨県甲府市に生まれ。1978年大正大学大学院文学研究科博士課程修了(宗教学)。2010年白川伯王家伝の継承者として「一般社団法人白川学館」を創設。著書に『龍宮の乙姫と浦島太郎』(小笠原孝次氏との共著 和器出版 2017年)など多数。
「中今を生きる」と起こること
七澤賢治の言葉はいかがでしたでしょうか?
平らけく、安らけく、清らけく、明らけく。
今、この瞬間を「平・安・清・明」にするために、
過去を祓い、未来を未然に祓う。
それが、古神道に伝わる
「中今」の時間の使い方なんですね。
社会も、人の価値観も、
毎日のように目まぐるしく変化するこの時代。
過去のツライ思い出も、未来への不安もリセットし、
戻ってくる場所が今、ここ。
「中今」です。
そんな中今を生きられるようになると、
◎不安や怖れから離れることができる
◎内なる静けさと、無限の豊かさに気づくことができる
◎自分を認め、愛することができる
◎たくさんの素敵な「ご縁」が起こる
というように、
心がクリアになり、そんな穏やかな心から、
新たな現実が拓けていきます。
(まさに平・安・清・明!!)
では、「中今を生きる」ためにはどうすればいいのでしょうか?
下記の記事では、
「そもそも中今ってなに?」という初心者の方にも、
これまで、
瞑想やメンタルを磨く学びをされてきた方にとっても、
わかりやすい言葉で
「中今を生きる」ためのポイントをお伝えしています。
ぜひ、ご一読ください!