人間を「存在」させる根本遺伝子とは?
![scientist doctor hand holds virtual molecular structure in the lab as concept](https://element.datumhouse.jp/hs-fs/hubfs/scientist%20doctor%20hand%20holds%20virtual%20molecular%20structure%20in%20the%20lab%20as%20concept.jpeg?width=1000&name=scientist%20doctor%20hand%20holds%20virtual%20molecular%20structure%20in%20the%20lab%20as%20concept.jpeg)
これまでの内容を
遺伝子という視点から見ると、次のようなことがいえます。
それは「とほかみえみため」で先祖の神につながるとは、
最終的にある遺伝子の発現をもたらすものだということです。
その遺伝子は、
未だ明確に提唱されていないものですが、
私たちはそれを「存在遺伝子」と呼んでいます。
つまり、人間を人間として存在させる
根本の遺伝子といったらいいでしょうか。
この存在遺伝子があって、
人間は人間らしい存在として、
この世で生きていくことができます。
ところが、今の世の中で問題と考えられるのは、
ほとんどの日本人が存在遺伝子を
眠らせたままにしてあるということです。
存在遺伝子が眠ったままであるとは、
神につながることのないまま
一生を終えてしまうことを意味します。
存在遺伝子が目覚める時
![Close up image of human hand holding test tube. Science concept](https://element.datumhouse.jp/hs-fs/hubfs/Close%20up%20image%20of%20human%20hand%20holding%20test%20tube.%20Science%20concept.jpeg?width=1000&name=Close%20up%20image%20of%20human%20hand%20holding%20test%20tube.%20Science%20concept.jpeg)
では、なぜ過去に何度も
地球規模の災害に遭ったり、文明が崩壊したりしても、
人類はここまで生き延びることができたのでしょうか。
それは、この存在遺伝子の継承があったからでした。
どんな災厄があっても、
存在遺伝子の力で人類は生き残りました。
そして、それを次の世代にバトンタッチしてくれたのです。
その存在遺伝子の特徴はこんなところにあります。
「真面目、等身大、親切」ということ。
実はこの特徴こそ、
いざという時に力を発揮するものなのです。
いわば、人類にとって必須のものであり、
これなしに人々が協力し合うことはできません。
その「真面目、等身大、親切」とは、
たとえて言えば神が最も好む人間の姿であり、
神そのものの姿ともいえます。
日本人の根元には、元々それがありました。
それは人類にとって最も古い遺伝子であり、
何ものにも支配されず、
支配もしないという特徴を持ちます。
日本が第二次大戦に敗戦しながらも、
戦後あれだけの復興を遂げた背景には、
この存在遺伝子の発動があったからに違いありません。
なぜなら、危機的な状況にあってこそ発現するのが、
この神につながる根本の遺伝子だからです。
(次回に続く)
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「とほかみえみため〜神につながる究極のことだま〜」
著者 : 大野靖志(本名 : 小野寺潤)
宮城県生まれ。早稲田大学商学部卒。
ユダヤ教をはじめ世界各国の宗教と民間伝承を研究後、白川神道、言霊布斗麻邇の行を通じ、新たな世界観に目覚める。
現在は、多彩な執筆活動と並行して、一般社団法人白川学館理事、ラボラトリオ株式会社代表取締役、neten株式会社顧問を務め、日本と米国に意識変容のためのデジタル技術を普及すべく、東京と山梨を拠点に、さまざまなプロジェクトに力を入れている。
大野靖志(おおの・やすし)として著書『成功の秘密にアクセスできるギャラクシー・コード』『あなたの人生に奇跡をもたらす 和の成功法則』『願いをかなえるお清めCDブック』(サンマーク出版)、『とほかみえみため~神につながる究極のことだま~』『「とほかみえみため」はなぜ奇跡を起こすのか?』(和器出版)などがある。
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