文明の衝突と「三種の神器」の本当の意味 ロゴストロンの祭典 in 沖縄 (その10)

こんにちは、
ELEMENT編集部です。

 

前回の記事では
現存する最古の歴史書『古事記』から、

日本の国土の成り立ちや、
人が死に、そして生まれる循環の仕組みを伝えている大切な部分を
絵で読む古事記」を使ってお伝えしました。

 

しかし、
こうした物語としての古事記の裏には
言霊の秘密が隠されています。

 

今回の記事では、
古事記が本当に伝えたかったことを一緒に紐解いていきます!

 

ぜひ、おたのしみください。


出演 : 

neten株式会社

  • 顧問 石原政樹
  • 研究開発部長 研究開発部長 I氏

琉球・地球(49)サミット実行委員会 

  • ​​大蔵さん(インフルエンシャル沖縄 新川大蔵)
  • ヒメ(古代史研究家 アイはやさすら)

フライヤー

 

西洋文明と東洋文明

研究開発部長Iさん

前回までのエピソード

そういうわけで黄泉國から伊邪那岐が帰ってくるまでのエピソードを今の文明に対応して、いろんな見方ができます。

 

その点ちょっと石原さん、いただいてもよろしいですか。

 

石原さん

ひとつ、蛆にたかられたという場面。

スクリーンショット 2023-08-23 7.18.01

その「ウ」の「ジ」っていうのが、外国の学問であるっていうところです。 

また八雷神とか、そういうものが追っかけてきた。

西洋文明は細かい言葉を組み上げてテクノロジーを作るのが得意なんです。 

しかし、西洋的な世界ではなく東洋的な世界は母音優勢言語

特に日本は「あいうえお」という母音でできています。

どんな言葉でも伸ばすと、全部母音になっていく言葉。

この母音は約7.8ヘルツのシューマン共振波、つまり地球の周波数と近似しています。

なので、波のせせらぎ聞いたり、海辺でじっとしてると、心が安らいできたり、山に行くと心がとても安らいできたり、そういう音の響きが元々あるんです。

しかし、それだけだと、心が安らぐだけでテクノロジーを作れない

そこで一時、20世紀あるいは19世紀初頭に西洋の列強に、東洋の国々がいいように蹂躙されてたわけです。

ただし、日本だけは唯一そうじゃなかった

その理由は、母音をベースとしながらも、父韻を組み合わせて細かい言葉を作れるからなんです。

中国の教授が言ってましたが、実は、中国の言葉の7割は日本から輸入した表現です。

特に量子物理学系の言葉はもうほぼ日本語です。 

これはシュレディンガーとかも言ってますけど、「量子物理学の世界っていうのは、もう西洋の言葉では表現できない」と。 

だからみんな東洋的な方向に行くわけです。インドに行って聖者に会ったり、あるいは禅を習ったり。

そして、そこを持ってるのが私たちなんです。

「幸せ」を生み出す三種の神器

石原さん

以前、大蔵さんが「奥義だ」って言ってくれたことですが、天之御中主から始まって「ウ」「ア」「ワ」と広がっていく世界。 

この広がる前の点が、実は三種の神器の玉なんです。

ここから二次元になって、広がりも持っていく世界が鏡で、そこに世界が映し出される。 

そこにどういうものを描くかという「言葉の運用法」を教えるのが剣。 

スクリーンショット 2023-08-23 7.18.07

たとえば、伊邪那岐が伊邪那美に追われて、剣を逆手に振りました。

それは蛆にたかられた、混乱しきった西洋の学問をバラバラに刻んで、もう一回ゼロに戻すことです。

もう一回、整え直して、みんなを幸せにするものに作り変える行為なんです。

また、黄泉比良坂(よもつひらさか)を塞いで、夫婦別理の言葉を交わす別れのシーンがありますが、伊邪那美も本当はそれでさよならではないんです。 

全部の文明を、特に西洋文明を整理して、伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)になるという役割があるんです。

男性の伊邪那岐は、十拳剣を逆手に振るって全部バラバラに解体した。

黄泉比良坂を超える段階で桃の実を投げますが、桃の実は言霊の知恵を表しています。

それを投げつけて無知を晴らしました。

 


 

いかがでしたか?

 

蛆(うじ)、剣を振る、桃、伊邪那岐と伊邪那美の別れ・・

 

古事記のストーリーに登場する一つ一つに、
隠された本当の意味があったんですね。

 

次回の記事では、
古事記に暗示された日本や沖縄の本当の役割を紐解いていきます!

ぜひ、次回もおたのしみに!

 

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