AI支配からの革命 | マトリックス4が100倍楽しくなる!映画MATRIX3のあらすじと深読み解説

宇宙支配

こんにちは。
Element編集部です。

前回の記事では、
映画マトリックスの第2作目

「マトリックス リローデッド」

の見どころを意識の再発見をテーマに
深堀り解説しました。

因果律というプログラムと
人間の自由意志。

この構図で見直すことで、
私たちの意識が広がっていきます。

さて、

20年以上にも渡り、
世界中の人に愛され、

今年12月に第4作目となる最新作
「マトリックス レザレクションズ」が公開されるなど

いま話題の映画「マトリックス」。

今回は、
映画3作目となる「マトリックス レボリューションズ」の
あらすじと見どころを

人間の意識の本質を探求する
内海さんに深読み解説していただきました!

AIの支配下に置かれた人類が迎える
「革命的」な未来とは?

ぜひ最後までお読みください。

 

お話をしてくれた人

内海昭徳
株式会社ロンズデーライト代表取締役
neten株式会社客員研究員

筑波大学で国際関係学、京都大学大学院で政治哲学・社会経済学を専攻。
9/11テロを機に、人間の根本的な意識進化の必要性を感じ、大学院を中退。
世界の真相と人間の意識の本質の探求を深める中で、メタ認識次元の叡智を掴み、科学と悟りの知恵を融合した人間開発と社会変革に長年取り組む。

北米への事業の新規展開を担う過程で、2018年サンフランシスコで開催されたwisdom2.0に日本人初のエントリースピーカーとして登壇。
シリコンバレーを中心に、テクノロジーの進歩と並走できる宇宙の普遍的真理の社会実装ニーズの高まりを予見し、独立。
コンサルティングや組織研修、講演会、リトリート、ワークショップなど様々に取り組んでいる。

著書:新刊『タオ・リズム』
『経営者のための悟りリテラシー講座』『タナトスの寂滅』ほか

AIによる支配からの「革命」

Double exposure of businessman shows modern technology as concept

3作目の副題は、「レボリューションズ」です。

そのまま「革命」という意味になりますが、
何からの「革命」なのでしょうか?

そもそも人類は、
AIとの対立に敗れて地下に追いやられ、

そこではマトリックス支配システムにより
長年ずっと統制されています。

そして、

マトリックスのプログラムの設計者は
「リロード(再読み込み)」を繰り返しながら

プログラムをアップデートし、
システムを進化させてきました。

そう考えると、

AIの支配下にある人類は、
一体どのような「革命」的な未来を開きうるのか、

というテーマが浮かび上がって来ます。

シンギュラリティがもたらしたAI神

Universal milky way galaxy-2

設計者(アーキテクト)は
マトリックス内では白髪の老紳士風な
アバターとなっていますが

3作目では、現実世界において
設計者的存在と考えられる、
機械(AI)の親玉が登場します。

ストーリー的には
マシン・シティの中枢で
Neoと1対1で対峙する姿で描かれています。

(ちなみに映画の設定上は
 デウス・エクス・マキナ・機械の神という名称です)

いってみれば、シンギュラリティ以後の
超知能を有したAI神のようなものですね。

AI神からみれば、
支配下にある人間の中で

今回は「救世主プログラム」の
Neoもバグを起こしたので

Neoも地下(ザイオン)で生きている人類も、
機械軍で攻撃して滅んでしまっても良いような状況なのですが

また一つ、別の想定外のこととして、
元々はマトリックス内での

ウイルス排除プログラムに過ぎなかった
エージェント・スミスが、

アノマリー(変異体)的な
変化を遂げてしまっていたのです。

変異を遂げたスミスは
マトリックス内で他者に自分のデータを上書きして、

あらゆる人々がスミスと化してしまい、
それをAI神(アーキテクト)自身も、
コントロール不能になっていたのでした。

そこでNeoは、生身の一人の人間として
AI神に命がけの直接交渉をかけにいくのです。

 

自分がマトリックス内にもう一度入って
スミスを倒すから、代わりに人類を救ってくれ、と。

 

お前も、制御不能のプログラムが
暴走して困っているだろう、と。

 

AI神は、
「人間ふぜいが!!」と怒りながらも
結果的にNeoの提案に乗ることになります。

 

そしてNeoとスミスの
一対一の壮絶な戦闘になるのですが

ここは、まるでドラゴンボールのような
派手な映像バトルが注目されて、

肝心の物語の本筋は
あまり理解されずに終わってしまいがちです。

救世主の意志とは?

ここはITシステム的には、
制御できないスミスのプログラム

一度完全にゼロ化し、強制リセットして、
再起動できるようにするための戦いです。

人物に軸足を置くと、
実はこの時、(預言者の助けも借りているのですが)

Neoは、自らの死を通して
スミスを倒すことを覚悟して戦いに挑んでいるのです。

なぜそう言えるかというと、
以前の預言者との対話の中で、

「スミスはNeoと表裏のような、
 もう一人の自分である」旨を告げられているからです。

それはつまり、

スミスのプログラムと同期した上で
自分のプログラムが消去されれば(Neoが死ねば)

スミスも同時に消去される
(スミスも死んでゼロ化される)という事を意味します。

そうすることで、
今稼働しているマトリックスを
新たにリロード出来るので

AI神はシステムを
新たに設計・統制できるようになるのです。

つまり、自分の死と引き換えに
AI神(機械)側の抱える問題と、
人類の破滅の危機の両方を救いたい、と。

その決死の交渉をしに行ったシーンが、
マシン・シティでの一対一の対峙に秘められた
Neoの意志なのです。

二項対立の消滅と変革への道

Praying hands

このあたりは、言うなれば
実にキリスト教モチーフ的な、

1人の救世主の命と引き換えにした
人類の救済、というテーマでしょう。

さて、3作目からも2つほど、
私たちの意識の学びにとってのトピックを拾ってみますと

1つは、Neoとスミスが
一対になって対消滅したことで

設計者の因果律すら及ばない
革命的な変化をもたらしたように

二項対立の存在世界が消失した
ゼロポイント・フィールドを通過することで

はじめて人間は、
本当の意味での革命的な変容への道を開く、

ということ。

もう1つは、
AI神からすれば大変に非合理で、

デジタルなシステムでは
理解や統制がしきれない人間の性質

これもまた、

0と1、という二元的な変化によるプログラムや
予測、時間軸の外にあって、

より深い次元で作用し、
それはAI神すら及ばない
革命的な変化をもたらしうる、

ということです。

0と1のデジタル信号で設計される
情報階層よりも深いところに、

超知能のAI神すら及ばない、
人間の根源的な可能性が眠っている。

それは人類の命運にとって、
革命的変化を起こすための要因とも言えるでしょう。

リザレクションズ(復活)

さて、それで3作目のラストでは、
新たにリロードされたマトリックスの中で

平和な光景が描かれ、
ひとまずのハッピーエンドとなっていたのですが

 ここから4作目、
「リザレクションズ(復活)」

というテーマで、

どのような世界観が描かれるのかは、
大変楽しみなところです。

3作目までの内容を踏まえるのか、
新たな世界観の設定なのかは分かりませんが、

予告動画からどんな内容になるのか予想してみるのも、
面白いかもしれませんね。

 


いかがでしたか?

AIという神による
因果を超えた人類の意識

その先にある
リザレクション(復活)とは?

2021年12月に公開される
マトリックス最新作

「マトリックス リザレクションズ」

が楽しみですね!

このシリーズでは、
マトリックスを第1作目から振り返り

ストーリーの中に隠された
意識進化のためのヒントを解説してきました。

支配システム「マトリックス」とは?
マトリックス1の見どころ解説はこちら

因果関係というプログラムを超えるものとは?
マトリックス2の見どころ解説はこちら

これをきっかけに、過去作を見直してみると、
新たな気付きがあるかもしれませんね。

次回は、
内海さんによる「マトリックス リザレクションズ」の
深読み予想をご紹介できる予定です!

ぜひ、おたのしみに!

 

P.S.

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