第9章 言霊はどうしたら出せるのか | 「とほかみえみため」はなぜ奇跡を起こすのか?(その10)

目標

こんにちは、Element編集部です。

前回の記事では、
『とほかみえみため』はなぜ奇跡を起こすのか?」から

実現する言葉としない言葉の違いは、
言霊があるかないか」だとお伝えしました。

 

それでは、その肝心の「言霊」
どのようにしたら出すことができるのでしょうか?

 

それには、
言霊を生み出す階層にまで
自分を戻す必要があります。

 

ここで、「階層って何?」
と思われた方もいるかもしれません。

 

詳しくはこちらの記事をご確認いただきたいのですが、
言霊が生まれる言葉以前の世界に戻るために、
やることはたった一つです。

 

しかも、日本人なら誰でも実践が可能です!


ぜひ最後までお読みください。

 

この記事は、datumグループで白川学館の理事やラボラトリオ株式会社の取締役を務める小野寺潤が大野靖志名義で世に出した「『とほかみえみため』はなぜ奇跡を起こすのか?」(和器出版)から一部を抜粋してご紹介するものです。

書籍には付録『ロゴストロンシステム概念図』を掲載しています。

ぜひ、書籍版も手にとって「とほかみえみため」が奇跡を起こすための設計図を手に入れてください。

言葉以前の世界に戻る方法

Lets save our planet earth. Ecology concept. Elements of this image are furnished by NASA-1

言霊が重要なのはよくわかったと思います。 

 

ですが、それが
単なる知識に終わってしまっては
面白くありません。

 

では実際にどのように扱ったらいいのでしょうか。

 

先に述べたように、
言霊と言葉は次元の異なるものです。

 

実のところ、私たちが話す言葉とは、
例の三角形でいうと「物質」と同じレベルにまで
落ちてしまっているのです。

 

ですから、通常の言葉をどういじっても
言霊にはなりようがありません。

 

なぜなら、それを出すためには、
言葉以前の世界に戻る必要があるからです。

 

言霊のことを
「ことだま」ではなく「げんれい」と発音するのも、
その区別をはっきりさせたいからに他なりません。

 

「ことだま」という呼び名だと、
「こだま」のような音の響きを連想させ、
どうしても言葉に近くなってしまうのです。

 

では、何をすれば
言葉以前の世界に戻れるのでしょうか。

 

はい。それが祓いなのです。

”祓い”で罪が消える理由

Young businesswoman blinded with light going from above

本書の前段で、祓いにより
罪穢れを消すことができると言いました。

 

では、もっと具体的に見た場合、
そこで何が起きているのでしょうか。

 

ここで罪穢れの正体を明かさなくてはなりません。

 

一般的には何か汚いものとか、
由々しきものといった
ダークなイメージだけで理解されがちですが、
そこにはちゃんとした実態があるのです。

 

その実態が何かというと、実は言葉です。

 

皆さん覚えておられるでしょうか。
「イメージは言葉からできている」
とここでお話ししたことを。

 

たとえば呪いを例に挙げると、
あれは言葉で人を苦しめるわけですね。

 

罪穢れも、祟りも同じことです。
煎じ詰めれば全て言葉です。

 

何度も申し上げるように、
現代人は言葉に対する認識が甘いといいますか、
想像以上に扱いが粗雑といいますか、
言葉の力を何もわかっていないわけです。

 

私たちからすると
言葉は兵器にもなりうるぐらいなのに。

 

そこで、祓いにより何が起こるのかですが、
罪穢れの正体が言葉であれば、
それを祓うのも言葉だということになります。

 

よって、祓いにより罪穢れが消える、
ということになるわけですが、
ただどこかに放り投げるわけではありません。

 

自分の言葉であれ、
他人からもらった言葉であれ、

言葉そのものを徹底的に分解してから、
根の底の国という別次元に転送するのです。

 

ではどのレベルまで分解するのかといいますと、
たとえば、「馬鹿野郎」という言葉がありますね。
ローマ字にすると 「BAKAYAROU」 です。

 

それを
「B」「A」 「K」「A」「Y」 「A」 「R」 「O」「U」
という言葉の最小単位に分解するのです。

 

参考までに申し上げますと、
このうち「B」 「K」 「Y」 「R」といった父韻は天を通じ、
「A」「O」「U」の母音は地球の中心から根の国に吹き送られます。

 

ちなみに根の底の国とはブラックホールのことです。

 

祓いには穢れた言葉を、
こうしたレベルにまで粉々にする力があり、
見てもおわかりの通り、ここまで分解されると、
もはや悪のエッセンスは何もないことが明白です。

存在の根源から出る言葉

Man people collage faces double exposure

話を戻しますと、ここでの目的は
「言霊はどうしたら出せるのか」でした。

 

そのためには言葉以前の世界に戻らないといけない、と。

 

よってやるべきことは、
自分の中にある言葉を、
いいとか悪いとか評価せずに、
言葉であれば全てを祓うわけです。

 

それがうまくいくと、空っぽの状態になります。

 

徹底的に祓うと自分が誰か、
瞬間的にわからなくなることもあります。

 

けれどもゼロになるとは、そんな感じです。

 

そのゼロになった自分が最初に出す言葉、
それが言霊になります。

 

つまり、
自分という存在の根源から出る言葉という意味です。

 

現段階ではあえてわかりやすく、
祓ってゼロになる、そして言霊を出す

と段階的に表現していますが、
慣れてくれば瞬間的にこうした操作ができるようになります。

 

ただし、日々の祓いの中で、
自分という存在におけるゼロの状態を、
確認できる場合に限ります。

 

私たちが推奨している鎮魂法とは、
まさにそのゼロを確認するための作法でもありますので、

やる気のある方は
そちらも祓いとセットで取り組まれるとよいでしょう。


次回に続く

 

※ご理解を深めていただくため、
まだ前著『とほかみえみため〜神につながる究極のことだま』をお読みでない方は、
併せてお読みいただくことをお勧めいたします。


『とほかみえみため〜神につながる究極のことだま』は、
一部を抜粋してdaum houseでも記事として公開しています。
気になる方はぜひ、こちらからお読みください。


とほかみえみためはなぜ奇跡を起こすのか

『とほかみえみため』はなぜ奇跡を起こすのか?

著者 : 大野靖志(本名 : 小野寺潤)

 

宮城県生まれ。早稲田大学商学部卒。

ユダヤ教をはじめ世界各国の宗教と民間伝承を研究後、白川神道、言霊布斗麻邇の行を通じ、新たな世界観に目覚める。

現在は、多彩な執筆活動と並行して、一般社団法人白川学館理事、ラボラトリオ株式会社代表取締役、neten株式会社顧問を務め、日本と米国に意識変容のためのデジタル技術を普及すべく、東京と山梨を拠点に、さまざまなプロジェクトに力を入れている。

大野靖志(おおの・やすし)として著書『成功の秘密にアクセスできるギャラクシー・コード』『あなたの人生に奇跡をもたらす 和の成功法則』『願いをかなえるお清めCDブック』(サンマーク出版)、『とほかみえみため~神につながる究極のことだま~』『「とほかみえみため」はなぜ奇跡を起こすのか?』(和器出版)などがある。

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