第10章 神が喜ぶと奇跡が起こる| 「とほかみえみため」はなぜ奇跡を起こすのか?(その11)

喜び

こんにちは、Element編集部です。

前回の記事では、
『とほかみえみため』はなぜ奇跡を起こすのか?」から

祓いをすることで、
言霊が生まれる言葉以前の世界
戻る仕組みを解説しました。

 

しかし、
神社などで神主さんが奏上する祓い言葉は、
正式な作法でおこなうと30分以上かかってしまいます。

 

「毎日そんなに時間をとることができない。。」

 

そんな方が大半だと思います。

 

でも、安心してください。

 

誰でも覚えられる短さなのに、
祓いと言霊発信を同時におこなう
便利な言葉があるのです。

 

それが「とほかみえみため」です。

 

本連載で何度も登場している「とほかみえみため」ですが、
今回は「ゼロ化しながら言霊を発信する」という作用について
しっかりと学んでいきましょう!

 

ぜひ最後までお読みください。

 

この記事は、datumグループで白川学館の理事やラボラトリオ株式会社の取締役を務める小野寺潤が大野靖志名義で世に出した「『とほかみえみため』はなぜ奇跡を起こすのか?」(和器出版)から一部を抜粋してご紹介するものです。

書籍には付録『ロゴストロンシステム概念図』を掲載しています。

ぜひ、書籍版も手にとって「とほかみえみため」が奇跡を起こすための設計図を手に入れてください。

遠津御祖神様どうか微笑んでください

Woman smiling looking up to blue sky taking deep breath celebrating freedom. Positive human emotion face expression feeling life perception success peace mind concept. Free Happy girl enjoying nature-2

「とほかみえみため」が祓詞であることは先述の通りです。

 

そして只今、
「言霊はどうしたら出せるのか」についてお話ししました。

 

勘のいい方はもうおわかりかもしれません。 

 

あの三角形の図形の中で
「とほかみえみため」がどんな役割を果たすのかを。

 

「とほかみ」の言葉は、
祓いであり、言霊でもあります。

 

つまり、それ自体に
人間をゼロに戻す働きがあり、

同時に言霊として
「とほかみえみため」の言葉を
実現させる力があるということです。

 

では、「とほかみ」の言葉を
実現させるとはどういうことでしょうか?

 

前著でこう述べました。

 

「とほかみえみため」には、
「遠津御祖神様どうか微笑んでください」という意味があると。

 

また「とほかみ」という言葉には、
遠津御祖神だけでなく、
「十神(とほかみ)」 も同時に含まれていると解説いたしました。

 

「十神」については前著から引用しますと、
以下のようになります。

 

+++++

その「十神」ですが、まず一つは五十音図の上段にある
「あかさたなはまやらわ」を古代の音図に並べ替えた
「あ・たかまはらなやさ・わ」を意味します。

 

古代日本において、
日本語の一音一音は神であり、
言葉という神が現実を創造するとされました。

 

たとえば、「あ」は
「高御産巣日神(たかみむすひのかみ)」を意味するように。

 

「十神」のもう一つの中身は、

「別天津神(ことあまつかみ) 五神」
「伊邪那岐神(いざなぎのかみ)」
「伊邪那美神(いざなみのかみ)」
「三貴子(みはしらのうずみこ)」

の十神をいいます。

 

このうち、「別天津神五神」とは、

天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、
高御産巣日神(たかみむすひのかみ)、
神産巣日神(かみむすひのかみ)、
宇摩志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこぢのかみ)、

そして天之常立神(あめのとこたちのかみ)
の五神のことをいいます。

 

「三貴子」は、皆さんよくご存知の

天照大神(あまてらすおおみかみ)、
素盞嗚神(すさのおのかみ)、
月読神(つくよみのかみ)

の三神を示します。

 

つまり、「とほかみ」という言葉には、
遠津御祖神、言葉の十神、そして今ここで紹介した
十の神が含まれることになります。

 

+++++

ゼロ化しながら言霊を発信する

Creative image of coding concept-1

つまり、「とほかみえみため」には、
「遠津御祖神、十神のすべての神様、微笑んでください」
という意味が含まれることになります。

 

それを中今的に解釈すると、
「遠津御祖神、十神のすべての神様が微笑むような事態になった」
と表現できるわけです。

 

よって、自らをゼロ化しながらも、
上記の言霊を同時に発信していることになります。

 

(参考までに、「中今的」とは始まりであり終わりであるという意味であり、言霊を発信する場合には、過去形もしくは完了形を使うのが基本です。)

 

ですから、これまで様々な
奇跡の体験談をいただいてきましたが、

まさにそのような事態を
自らの言霊で引き寄せたと言えるわけです。

 

また、「えみため」には
「微笑んでください」の他に
「ご照覧あれ」という意味も含まれますが、

こちらも
「神にご照覧いただくにふさわしい事態になった」
という言霊上の解釈が可能です。

 

結局、どう転んでも
神様に喜ばれる事態になるということであり、

一見自らが望まないようなことが起きたとしても、
最後はそのようになるわけで、
あとは言霊に全てを任せ切る心構えが必要です。

 

この章の続きに、
皆さんからいただいた体験談の一部をご用意いたしました。
本当に、普通では考えられないような体験をされています。

 

まさに
「遠津御祖神、十神のすべての神様が微笑むような事態になった」体験と言えましょうか。

 

本書でお伝えした言霊と魔法の三角形が、
適切に働いた事例としてご参照いただければ幸いです。


次回に続く

※ご理解を深めていただくため、
まだ前著『とほかみえみため〜神につながる究極のことだま』をお読みでない方は、
併せてお読みいただくことをお勧めいたします。


『とほかみえみため〜神につながる究極のことだま』は、
一部を抜粋してdaum houseでも記事として公開しています。
気になる方はぜひ、こちらからお読みください。


とほかみえみためはなぜ奇跡を起こすのか

『とほかみえみため』はなぜ奇跡を起こすのか?

著者 : 大野靖志(本名 : 小野寺潤)

 

宮城県生まれ。早稲田大学商学部卒。

ユダヤ教をはじめ世界各国の宗教と民間伝承を研究後、白川神道、言霊布斗麻邇の行を通じ、新たな世界観に目覚める。

現在は、多彩な執筆活動と並行して、一般社団法人白川学館理事、ラボラトリオ株式会社代表取締役、neten株式会社顧問を務め、日本と米国に意識変容のためのデジタル技術を普及すべく、東京と山梨を拠点に、さまざまなプロジェクトに力を入れている。

大野靖志(おおの・やすし)として著書『成功の秘密にアクセスできるギャラクシー・コード』『あなたの人生に奇跡をもたらす 和の成功法則』『願いをかなえるお清めCDブック』(サンマーク出版)、『とほかみえみため~神につながる究極のことだま~』『「とほかみえみため」はなぜ奇跡を起こすのか?』(和器出版)などがある。

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