遠津御祖神様どうか微笑んでください
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「とほかみえみため」が祓詞であることは先述の通りです。
そして只今、
「言霊はどうしたら出せるのか」についてお話ししました。
勘のいい方はもうおわかりかもしれません。
あの三角形の図形の中で
「とほかみえみため」がどんな役割を果たすのかを。
「とほかみ」の言葉は、
祓いであり、言霊でもあります。
つまり、それ自体に
人間をゼロに戻す働きがあり、
同時に言霊として
「とほかみえみため」の言葉を
実現させる力があるということです。
では、「とほかみ」の言葉を
実現させるとはどういうことでしょうか?
前著でこう述べました。
「とほかみえみため」には、
「遠津御祖神様どうか微笑んでください」という意味があると。
また「とほかみ」という言葉には、
遠津御祖神だけでなく、
「十神(とほかみ)」 も同時に含まれていると解説いたしました。
「十神」については前著から引用しますと、
以下のようになります。
+++++
その「十神」ですが、まず一つは五十音図の上段にある
「あかさたなはまやらわ」を古代の音図に並べ替えた
「あ・たかまはらなやさ・わ」を意味します。
古代日本において、
日本語の一音一音は神であり、
言葉という神が現実を創造するとされました。
たとえば、「あ」は
「高御産巣日神(たかみむすひのかみ)」を意味するように。
「十神」のもう一つの中身は、
「別天津神(ことあまつかみ) 五神」
「伊邪那岐神(いざなぎのかみ)」
「伊邪那美神(いざなみのかみ)」
「三貴子(みはしらのうずみこ)」
の十神をいいます。
このうち、「別天津神五神」とは、
天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、
高御産巣日神(たかみむすひのかみ)、
神産巣日神(かみむすひのかみ)、
宇摩志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこぢのかみ)、
そして天之常立神(あめのとこたちのかみ)
の五神のことをいいます。
「三貴子」は、皆さんよくご存知の
天照大神(あまてらすおおみかみ)、
素盞嗚神(すさのおのかみ)、
月読神(つくよみのかみ)
の三神を示します。
つまり、「とほかみ」という言葉には、
遠津御祖神、言葉の十神、そして今ここで紹介した
十の神が含まれることになります。
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ゼロ化しながら言霊を発信する
![Creative image of coding concept-1](https://element.datumhouse.jp/hs-fs/hubfs/Creative%20image%20of%20coding%20concept-1.jpeg?width=1000&name=Creative%20image%20of%20coding%20concept-1.jpeg)
つまり、「とほかみえみため」には、
「遠津御祖神、十神のすべての神様、微笑んでください」
という意味が含まれることになります。
それを中今的に解釈すると、
「遠津御祖神、十神のすべての神様が微笑むような事態になった」
と表現できるわけです。
よって、自らをゼロ化しながらも、
上記の言霊を同時に発信していることになります。
(参考までに、「中今的」とは始まりであり終わりであるという意味であり、言霊を発信する場合には、過去形もしくは完了形を使うのが基本です。)
ですから、これまで様々な
奇跡の体験談をいただいてきましたが、
まさにそのような事態を
自らの言霊で引き寄せたと言えるわけです。
また、「えみため」には
「微笑んでください」の他に
「ご照覧あれ」という意味も含まれますが、
こちらも
「神にご照覧いただくにふさわしい事態になった」
という言霊上の解釈が可能です。
結局、どう転んでも
神様に喜ばれる事態になるということであり、
一見自らが望まないようなことが起きたとしても、
最後はそのようになるわけで、
あとは言霊に全てを任せ切る心構えが必要です。
この章の続きに、
皆さんからいただいた体験談の一部をご用意いたしました。
本当に、普通では考えられないような体験をされています。
まさに
「遠津御祖神、十神のすべての神様が微笑むような事態になった」体験と言えましょうか。
本書でお伝えした言霊と魔法の三角形が、
適切に働いた事例としてご参照いただければ幸いです。
(次回に続く)
※ご理解を深めていただくため、
まだ前著『とほかみえみため〜神につながる究極のことだま』をお読みでない方は、
併せてお読みいただくことをお勧めいたします。
『とほかみえみため〜神につながる究極のことだま』は、
一部を抜粋してdaum houseでも記事として公開しています。
気になる方はぜひ、こちらからお読みください。
![とほかみえみためはなぜ奇跡を起こすのか](https://element.datumhouse.jp/hs-fs/hubfs/img/datumhouse/%E3%81%A8%E3%81%BB%E3%81%8B%E3%81%BF%E3%81%88%E3%81%BF%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9B%E3%82%99%E5%A5%87%E8%B7%A1%E3%82%92%E8%B5%B7%E3%81%93%E3%81%99%E3%81%AE%E3%81%8B.jpeg?width=1171&name=%E3%81%A8%E3%81%BB%E3%81%8B%E3%81%BF%E3%81%88%E3%81%BF%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9B%E3%82%99%E5%A5%87%E8%B7%A1%E3%82%92%E8%B5%B7%E3%81%93%E3%81%99%E3%81%AE%E3%81%8B.jpeg)
「『とほかみえみため』はなぜ奇跡を起こすのか?」
著者 : 大野靖志(本名 : 小野寺潤)
宮城県生まれ。早稲田大学商学部卒。
ユダヤ教をはじめ世界各国の宗教と民間伝承を研究後、白川神道、言霊布斗麻邇の行を通じ、新たな世界観に目覚める。
現在は、多彩な執筆活動と並行して、一般社団法人白川学館理事、ラボラトリオ株式会社代表取締役、neten株式会社顧問を務め、日本と米国に意識変容のためのデジタル技術を普及すべく、東京と山梨を拠点に、さまざまなプロジェクトに力を入れている。
大野靖志(おおの・やすし)として著書『成功の秘密にアクセスできるギャラクシー・コード』『あなたの人生に奇跡をもたらす 和の成功法則』『願いをかなえるお清めCDブック』(サンマーク出版)、『とほかみえみため~神につながる究極のことだま~』『「とほかみえみため」はなぜ奇跡を起こすのか?』(和器出版)などがある。