破産した男が体験した逆吉の法則とは

破壊

こんにちは、
ヒューマンビートボクサーで、
datum houseのライター村澤です。

 

村澤のプロフィール欄にも
ご紹介がありますが、

実は過去に、
自己破産をした経験があります。


破産の経緯については、
ここでは割愛させていただきますが、

当時、
まるで地獄に居るような
気持ちだった時、

ある体験をしたことで知った

「逆吉の法則」

をご紹介したいと思います。

自我はすべて祓いの対象

snow in Reine Village, Lofoten Islands, Norway-Mar-28-2022-09-28-41-84-AM

元々、好奇心と衝動のままに
何でもかんでも
飛び込んでしまう性格と、

若気のいたりと言うほか
ありませんが、

ある詐欺に
引っかかってしまったことで

多額の借金
背負ってしまったわけです。

 

そうなって以降は、
家賃も光熱費も払えない状況に
陥りましたから、

住んでいたアパートでは
電気が止まったり

ガスが止まることも
よくありました。

 

自分で言うのも
恥ずかしいのですが、

真冬に冷たい水で
シャワーを浴びる毎日を送り、

携帯電話を充電するために
(電気が止まっていたため)
車中泊で生活をしたりしていました。

 

『マズローの欲求五段階説』には、

  • 生理的欲求
  • 安全の欲求
  • 社会的欲求
  • 承認欲求
  • 自己実現欲求

という階層化された
基本的欲求がありますが、

衣食住が危ぶまれた状況では、
これらほぼ全ての欲求を
満たすことが出来ませんから

精神状態にも異常をきたし、
常に不安に駆られて、

未来に夢も希望も見出せない現実に
何をしていても落ち着かず、

毎日、
自暴自棄に陥ってしまっていました。

 

一方で、
ビートボックスパフォーマーの
顔も持っているため、

周囲の人に対して
自分の状況を悟られないように
隠しつつ、

アーティストのように
振る舞ったり、
虚勢を張った自分も居たりして、

ひとりの人間の中に、
同時にハッキリとした
二面性が存在していました。

 

ひとりは、
右も左も向けず
余裕がないズタボロの自分

 

もうひとりは、
華やかなアーティストとして見られたい
プライドを守る自分

 

私の場合は
この2つのタイプが目立ちましたが、

皆さまの中にも、
様々なタイプの
自分が存在しているかと思います。

 

自己防衛本能と言えば
聞こえは良いかもしれませんが、

実際はそんなに
良いものではなく、

変化をこばむ自我や、
自分を大きく見せたい自我

傷つきたくないため、
本音を隠し周囲に合わせる自我など、

本当の自分でない自我の存在
前に出して生きていくことは

仮面をつけたまま
生きていくことと同じです。

 

そんな偽りの仮面( = 自我)は言うまでもなく
すべて、
祓いの対象です。

エネルギーの反転 

Multicolored abstract vortex gyrating with radial blur, like a moment of a cinematic transition, as in a flashback or movement to another dimension-1

満たされない欲求や、
偽りの自分に気付きながら

その自分に
見て見ぬふりをしていると、

心の中に欲求や不平不満が
蓄積していきます。


借金まみれの当時の私は当然、
蓄積した欲求や、

不平不満の思いが
爆発する時がやって来ました。


気がつくと、頭の中に
「最悪のイメージ」を持ったまま、
深夜の日本海に居ました。

 

最悪のイメージとは、
身投げのことです。

 

あわや深夜の日本海に
身体を投じそうになりましたが、

波打ち際で踏み止まり、
大きな声を荒げました。

 

「なんで俺が!」

「助けてくれ!」

「こんな人生はもう嫌だ!」

 

声が枯れ、喉が切れて、
血が出てくるほどに
叫んでいました。

 

するとどうでしょう。


頭が冷静さを取り戻し、
むしろスッキリとしていました。

 

心が軽くなり、
なんだか笑えてもきました。


そう、
感情は声に出して、
受け入れた時点で、消えていくのです。

 

そして感情を、
素直に目一杯感じ切ったことで

臨界点に達し、
エネルギーが反転したのです。

 

心が軽くなり、

「もう大丈夫かも」

という思いと共に、
帰路についたことを覚えています。

そして、絶望からの逆吉は起きた。

road by the sea in sunrise time,  Lofoten island, Norway

こうして、
心は軽くなったものの、
現実は家賃は払えておらず

退去が命じられ、
住まいを失いました。

 

当然のことです。

 

しかし、
エネルギーが反転したことで、
現実に変化が訪れました。

 

そして、
この直後に
逆吉を体験したのです。

 

一体どんなことが
待っていたのかというと、

結果として、
大きな一軒家に
住むことになったのです。

 

家賃すら払えず
強制退去となった人間が

6〜7人で住むような
大きな一軒家に、

どうして一人で
住むことが出来たのでしょう。

 

そこには
ある救世主が登場したのですが、

知り合いの経営者の方で、
当時の私の生活を見かねて
声をかけてくださいました。

 

その方は、
ちょうど新築を建てられ

家族皆さんで
新居に引っ越されたそうで、

 

「使っていない家があるから
そこに住むと良いよ」

「家賃はいらないよ」

 

と、仰ってくださり、
さらには

生活の足しになればと、
ご自身が経営をされてる会社に
雇ってくださいまして

ビートボックスの音楽活動にも
支障がないようにと

働く時間帯までも
自由にさせてくださいました。

 

この出来事は、
深夜の日本海で

自我から生まれた欲求や、
心の中に蓄積した不平不満の思いを

爆発させた
すぐ翌日の出来事であり、

まさに絶望からの、
逆吉の体験でした。


当時は
奇跡が起きた!!という
気持ちでいっぱいで、

その方と
神さまに心から感謝をしましたが、

今になって、
エネルギーが反転したんだと
わかったのです。

「感情に向き合う」ことが逆吉の第一歩

businessman hand showing partnership sign as concept

このように私は、
明日の住む場所にも困るような
どん底の生活を送り、

偽りの自分が作っていた
たくさんの自我と出会い、

深夜の日本海で死を意識した時、
それらに対する
負の感情を爆発させたことで、

人生の流れを変える
エネルギーの反転を体験しました。

 

しかし、
突き詰めて考えると、

エネルギーの反転のきっかけは
素直に感情と向き合った
からだと言えます。

 

datum houseが
これまでお伝えしてきた
感情マスタープログラムや、

正しい感情の向き合い方、
解消の方法を

日々の生活の中で
取り入れていただくことは、

自分だけではなく、
家族、友人、関わる方の人生を

より豊かなものにしてくれる
大きな宝物になります。

 

それは、
皆さまの中にある
感情の解消だけではなく、

先祖の感情すらも
ゼロに戻す(祓う)ことによって

エネルギーを反転させるだけではなく、
先祖のお慰めにも繋がることで

現実をますます素早く好転させることが
可能になるからです。

 

もし、
感情が波立っていて
鎮めることが難しい場合は、

目一杯爆発させてしまうことも
決して悪いことではありません。

(もちろん、人に向かって
攻撃はしないでくださいね)


また、
先述の私のように

喉が切れるまで大声をあげて
叫ぶ必要もありません。


ただただ
内側に生まれる感情を
じっくりと感じていただければ

目一杯感じ切ったタイミングで、
心の軽さの違いや、
現実の変化に気づかれることでしょう。


その概念を
日々の生活に漂わせていることが

自らが逆吉を起こすきっかけをつくり、
奇跡と呼べるような
逆吉体験を可能にするのです。

 

この記事を書いた人

村澤博志
HumanBeatBoxer(ヒューマンビートボクサー)

富山を代表するヒューマンビートボクサーであり、
北陸唯一のビートボックス・インストラクターとして活動している。

富山県、石川県の保育園、小・中・高等学校などで、外部講師としてビートボックスの授業を行っている。また、福祉施設や様々なイベントでワークショップを開催し、ビートボックスの魅力を幅広く伝えている。

幼少期から霊障(霊の憑依による体調不良)を体験しながら育ち、数奇な運命に導かれる。
ミュージシャン / インストラクターとしても順調だったころ、仮想通貨詐欺で多額の借金を背負い、自己破産を決断。

自殺が頭をよぎり人生のどん底を味わうが、datumグループが提供する和の叡智の実践講座『エンペラーコード』と出会い、人生の逆転を体験する。

過去に学んだ易経やカバラなどのすべての教えの元は日本の叡智にあることを知り、祓い・鎮魂を実践する中で、言霊の力を確信。

現在は、自らの人生を変えた和の叡智を日本と世界の人々まで届けるべく、datum houseのライターとしても活躍する。

 

 

 

 

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