新たな意識のデジタル革命、「メタバース」の黎明期に考えておくべきこと

こんにちは。
Element編集部です。

今回は、
次の時代のキーワードとなる

VR、NFT、暗号資産
そしてメタバースが導く未来像を

メタ認識次元の叡智を掴み、
科学と悟りの知恵を融合した

人間開発と社会変革に長年取り組んでいる
neten研究員の内海さんに伺いました。

来たるべき未来に備え
いま何をしたらよいのかを

聞き慣れない
最新技術の用語は一切使わず
わかりやすく教えていただきました。

メタバースは
これまで対立構造として捉えられていた

アナログの現実と
デジタルの仮想空間が融合した世界に
私たちを導くようです。

その新しい世界では、
一体なにが起ころうとしているのか?

ぜひ最後までお読みください。

 

お話をしてくれた人

内海昭徳
株式会社ロンズデーライト代表取締役
neten株式会社客員研究員
天籟株式会社 取締役副社長兼CLO(Chief Learning Officer)

筑波大学で国際関係学、京都大学大学院で政治哲学・社会経済学を専攻。
9/11テロを機に、人間の根本的な意識進化の必要性を感じ、大学院を中退。
世界の真相と人間の意識の本質の探求を深める中で、メタ認識次元の叡智を掴み、科学と悟りの知恵を融合した人間開発と社会変革に長年取り組む。

北米への事業の新規展開を担う過程で、2018年サンフランシスコで開催されたwisdom2.0に日本人初のエントリースピーカーとして登壇。
シリコンバレーを中心に、テクノロジーの進歩と並走できる宇宙の普遍的真理の社会実装ニーズの高まりを予見し、独立。
コンサルティングや組織研修、講演会、リトリート、ワークショップなど様々に取り組んでいる。

経営・人事・教育など、これからの時代の「人的資本経営」に関心を持つ企業人が集う企業エキシビジョン「ヒューマンキャピタル・ラーニングイノベーション」(主催 : 日経新聞、日経BP)に出展した。

著書:新刊『タオ・リズム』
『経営者のための悟りリテラシー講座』『タナトスの寂滅』ほか

メタバースの未来可能性

Background conceptual image of digital 3d icons-1

2021年の世界的なトレンド・ワードになった「メタバース」

新たなデジタル革命の黎明期といえる現在、
「メタバース」の可能性や展望についても
様々に取りざたされるようになってきています。

そもそも「メタバースとは?NFTとは?」というように
まだ全く自分と繋がらない方も多い状況とも思いますが

メタバースやNFTの細かな説明はさておき
(解説サイトは文章や動画でウェブ上にありますので)

今回はまず「メタバース」の未来可能性についての
私見をお伝えいたします。

アナログとデジタルが融合する未来

よく引き合いに出されるのは、かれこれ20年ほど前に
「セカンドライフ」という仮想空間サービスが展開されていたこと。

その名称が示す通り、デジタル仮想空間の中の
自分のアバターが「第二の生活・人生」を楽しむ場でしたが、
さほど大きな広がりを見せずに収束しました。

しかし今年、Facebookのザッカーバーグが
社名を「メタ」と変えてまで
全精力を注いで取り組む「メタバース」は、それの比ではありません。

よく、リアル(現実世界)とバーチャル(仮想世界)という
言葉でVRやARなどの技術が語られることがありますが

「メタバース」が開く未来は、言うなれば
「アナログ・リアル」と「デジタル・リアル」の融合

とでも呼ぶべきものだと私は思っています。

何しろ「メタバース」の展開する領域は、
デジタルゲームやデジタルアートにとどまりません。

例えば、
スポーツ、旅行、不動産売買、教育、
金融、広告、商品販売、宣伝広告、
ファッション、文化、音楽、会議、出逢いと社交の場など

現在、私たちが日常を過ごす「アナログ・リアル」
で展開されている様々なことが「デジタル・リアル」と接続され

ある意味ではより便利に気軽に楽しく、
「デジタル・リアル」の場で取り組めるようになってしまうのです。

現実とメタバースの共存

Two multicolored patterns in one abstract Parallel bars at left flush with narrower mosaic at right for concepts of duality and coexistence

と言ってもまだまだピンとこない方も多いでしょうし、
法整備や認知度、使いやすさや社会への浸透など
これからの課題は沢山あります。

また現状では、ゲームや暗号資産、デジタル不動産
といった単語に象徴される、特定分野のイメージが強いかもしれません。

しかし、「メタバース」が描く未来像は
徐々に確実に、私たちの日々の暮らしや仕事に入り込んでくるでしょう。

例えば、スマホとFacebookが広がり始めた10年前
生活、ビジネス、人間関係などのあらゆる場面に
これほどまでにスマホとSNSが浸透することを
想像していた人はほとんどいないと思いますが

今や、スマホと各種SNSを使わずしては
現代社会の多くのサービスが効率的に機能しません。

同様に10年後には、「メタバース」とNFTなしには
社会の多くのサービスが機能しないほどになる可能性は高いと思います。

何しろ世界最大のコミュニティ・プラットフォーム
を構築したFacebookが、兆単位の資金と
VR始め世界最先端の技術者の能力を結集し、
社運をかけてオールインの勝負を仕掛けるのですから

他の多くの先端企業がビジネスとして相乗りし
新技術が生まれ、新サービスが提供され、
それらがワークスタイルやライフスタイルに紐付けされれば

誰もがスマホとSNSを使うようになった、
あるいは使わざるを得なくなったように

誰もが「メタバース」を
使わざるを得なくなる未来は十分に想定できます。

ではそのような前提の上で考えてみたとき、
現実(アナログ・リアル)とメタバース(デジタル・リアル)
が共存する未来に、どんな心構えをしておけば良いのか

「メタバース」の可能性とリスクを含め、
何よりも、その技術を使って生きる

生き方のヒントや人間の意識の拡張、意識のあり方について
次回、後編の記事で、引き続き考えてみたいと思います。

 


 

いかがでしたか?

アナログとデジタルの融合。

メタバースの切り開く未来は、
アナログ世界とデジタル世界の境界がなくなり

意識が2つの世界を
自由自在に行き交うのかもしれませんね。

そんな未来において、
古神道の和の叡智と
最新の科学技術による

アナログとデジタルを融合した
意識進化テクノロジー「ロゴストロン」は
必須のアイテムになっていそうです。

さて次回の後半の記事では、
人間の意識に影響を与える
メタバースが持つ可能性とリスクを考えていきます。

現実と仮想空間の2つの世界の融合により、
アイデンティティの混乱
五魂の分離といった影響が大きな問題になる未来。

いま、私たちができることを
わかりやすく解説いただきます。

ぜひ次回の記事もお楽しみに。

後編
「メタバース」で意識を拡張するための、古神道とロゴストロンの使い方

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